北送事業の追悼集会 新潟港で開催

日付: 2014年01月01日 00時00分

 日本人妻等定住支援センターが主催する「あの日を忘れない」追悼集会が12月14日、新潟港で行われた。12月14日は北送事業の第1便が北韓に向けて出港した日(1959年)で、集会は5回目。同事業で北韓に渡った在日朝鮮人やその日本人妻、さらに第2次世界大戦終戦後に北韓に取り残された残留日本人への追悼がささげられた。
 支援センターの坂中英徳代表は、日本の対北外交の基本方針となっている「拉致・核・ミサイル」の一括解決について「拉致は日朝の2国間問題、核・ミサイルは周辺国の多国間問題」と指摘。このままでは解決困難であることから、日本人妻やその子孫の自由往来と、北韓残留日本人の帰国から始め拉致被害者の帰国につなげるべきと訴えた。坂中代表は同日、安倍晋三首相向けの要望書を古屋圭司・拉致問題相に手渡した。


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