id:Chikirin が、生活に必要ない数学や理科ではなく、生活に必要なもの雑学
を教えろというありがちな主張で炎上マーケ中です。(このありがちな主張
に既に語りつくされた批判は id:locust0138 など。)
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140225
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20140225
@InsideCHIKIRIN のTLをみていると、大人のび太達が湧いてます。
キチ○○さんの「身近な生活場面から教えればやる気でるよね」という極論は、
生活単元学習と言いますが、実は戦後すぐの義務教育で『実験』され、失敗し
てるんですね。
一方その真逆の極論である「全員に学者や専門家に繋がる学習を」という極論
前者は「学力低下」につながり、後者は「モチベーション低下」に繋がります。
http://www.dainippon-tosho.co.jp/math_history/
これとは別軸の議論もあります。
学校そのものへの批判は、それこそルソーの時代から存在し、生活単元学習で
も数学教育現代化でも両方ともに、多様性・創造性を殺しているという批判に
なります。
http://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html
このTEDに賛同する人は多いでしょうが、現実には、創造性を重視するフリース
クール系の学校の生徒は、このサラリーマン社会での受け皿がありません。標
語的に言えば、フリースクールからはフリーターが生まれるだけです。
私見では、高校までは基礎を叩き込み、大学で自主的な創造的学習を行い、そ
れに新規性がある人間のみを研究者として大学院に進学させるのが良いと思い
ます。
藤沢和なんとかさんとかもそうなんだけど。不平も言わず、暴動も起こさず、安く働く習熟度の低い労働力が欲しいっていうのを隠さないよねぇ… 自分の子供はそうならないって自信が...