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従軍慰安婦像の撤去求め連邦地裁に提訴
2月21日 14時18分

従軍慰安婦像の撤去求め連邦地裁に提訴
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アメリカの韓国系市民団体がロサンゼルス近郊の都市に設置した、いわゆる従軍慰安婦問題を象徴する銅像について、地元の日本人や日系人で作るNPO法人が、市に対し銅像を撤去するよう求める訴えを、カリフォルニア州の連邦地方裁判所に起こしました。

この銅像は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡って、日本政府に賠償などを求めて、カリフォルニア州で活動している韓国系市民団体が、去年7月、ロサンゼルス近郊のグレンデール市の公園に設置したものです。
20日、地元の日本人や日系人でつくるNPO法人「歴史の真実を求める世界連合会」が会見し、グレンデール市に対し銅像を撤去するよう求める訴えを、カリフォルニア州の連邦地方裁判所に起こしたことを明らかにしました。
訴状は、「市が銅像を設置したことは、連邦政府だけが持つ外交の権限を侵害していて、アメリカの対日政策に悪影響を及ぼすおそれがある」と訴えています。
代表の目良浩一さんは、「アメリカの世論は世界の世論に影響を与える。この銅像を許せば、他の州だけでなく、他国にも銅像の設置が広がりかねない」と話していました。
この銅像を巡っては、「日本に対する憎しみを増長させる」として、ホワイトハウスに撤去を求める署名が日本やアメリカなどから12万人分以上集まっていますが、他の自治体でも銅像の設置が議論されています。

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