2014年2月25日03時00分
府内の旅館の女将(おかみ)4人が知恵を合わせてレトルトカレーを作り、各旅館で販売を始めた。名付けて「なにわの女将の牛すじカレー」。泉州タマネギを使った「大阪産(もん)」の認定品だ。「女将がわいわい楽しみながら作ったカレーは、なにわの人情が詰まっている。ぜひ食べて」と4人は意気込んでいる。
4人は、大阪市中央区の「大和屋本店」の石橋利栄さん(52)、河内長野市の「南天苑(なんてんえん)」の山崎友起子さん(54)、池田市の「不死王閣」の岡本尚子さん(56)、泉佐野市の「不動口館(ふどうぐちかん)」の河原千晶さん(49)。昨年2月ごろ、全国の旅館が集まる会合で知り合った。「女将であり、母であり、立場が似ていることからすぐに意気投合できた」と山崎さん。
それから定期的に会い、子どもや趣味の話から、「集客」という女将共通の悩みについても相談し合うようになった。府内の旅館は、1993年度の1358軒から、2012年度は808軒まで減っている(府調べ)。
おすすめコンテンツ
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。また、下記連絡先にご一報ください。
東京本社:写真センター 03-5541-8518
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
PR比べてお得!