トップページ国際ニュース一覧米議会報告書「日韓関係冷え込みは国益損ねる」
ニュース詳細

米議会報告書「日韓関係冷え込みは国益損ねる」
2月25日 12時04分

米議会報告書「日韓関係冷え込みは国益損ねる」
K10055106111_1402251213_1402251233.mp4

アメリカ議会調査局は、日米関係に関する報告書をまとめ、日本をかけがえのない同盟国だと位置づける一方で、安倍総理大臣の靖国神社参拝などで日韓関係が冷え込むことはアメリカの国益を損ねるとして懸念を示しました。

アメリカ議会調査局は、日米関係に関する報告書を新たにまとめて24日、公表しました。
この中ではまず、日米両国は防衛分野の協力関係を強化するとともに、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉では重要な位置を占めるなどかけがえのない同盟国だと位置づけています。
その一方で、報告書は、安倍総理大臣の靖国神社参拝について「東京とソウルの関係の冷え込みをアメリカ政府関係者は一段と懸念している。同盟国どうしの緊張は北朝鮮や、台頭する中国といった問題への連携した対応を妨げている」として、日韓関係の冷え込みは、アメリカの国益を損ねると懸念を示しています。
さらに、「アメリカのアドバイスを無視して、突然、参拝したことは、日米両国の信頼の一部を傷つけた可能性がある。安倍総理大臣の歴史観は、第2次世界大戦とその後の日本占領についてのアメリカ人の考えとぶつかる危険がある」と指摘しています。
議会調査局の報告書は外交関係などについての最新の情報や分析をまとめたもので、アメリカ議会の議員に政策判断の参考資料として提供されています。

[関連ニュース]
k10015510611000.html

[関連ニュース]

  自動検索

米議会 TPP失敗なら日米関係後退も (2月22日 13時06分)

このページの先頭へ