節約だけじゃない。暖房の設定温度を下げると体重が減って快眠もできる
設定温度を常に下げたままにしておくのがイヤな方は、夜の間だけ、もしくは、仕事中だけ、低く設定してみてはどうでしょうか。調査結果によれば、1日にたった4時間低く設定しただけでも違いが出るようです。
では、暖房の設定温度を下げるメリットを5つ、紹介しましょう。
24度以下に設定した場合:植物が長持ちする
設定温度を24度以下にすると、室内の観葉植物を、長いあいだ枯らさずに楽しめます。科学的な理由をここで説明するのはやめておきますが、簡単に言えば、植物を涼しい場所に置くと、必要な水分が少なくて済むのです。
21度以下に設定した場合:(ジムに通わなくても)体重を落とせる
「ダイエット」や「エクササイズ」なんてもう必要なし。体重を減らすための新たな極意をお教えしましょう! 体重を1~2キログラムほど減らしたいなら、暖房の設定温度を21度以下にしてください。とは言え、ぶるぶる震えてしまうほど寒いのはイヤですよね。薄手のセーターで快適に過ごせる程度の温度がベストでしょう。
部屋が涼しいと体重が落ちるのはなぜでしょうか。それは、周囲の温度が下がると、身体のエネルギー消費量がアップするからです。つまり、カロリーをたくさん燃焼するようになるわけです(1日約100カロリーを余分に燃焼します)。約1カ月で3500カロリー近いエネルギーを余分に消費することになり、およそ0.5キログラムの減量に相当します。
18度以下に設定した場合:冷蔵庫が長持ちする
冷蔵庫や冷凍庫は、食品を新鮮かつ安全に保存すべく日々せっせと働いているので、少し楽にしてあげましょう。部屋が涼しければ、食品を冷やし続けるためにフル稼働しなくてもよくなります。その結果、故障が減り、寿命も伸びるわけです。
18度以下に設定した場合:ぐっすり眠れる
夜ぐっすり眠りたい方は、部屋の設定温度を2~3度下げてみてください。なぜかというと、脳が眠りに落ちるために必要な「設定温度」は低めだからです。部屋が暑すぎると、脳を設定温度まで下げるのに苦労し、なかなか寝つけなくなってしまいます。
1度下げるだけでも効果的:光熱費を節約しよう
光熱費がかさんで困っている方は、暖房の温度設定を確認してみてください。1度下げただけで、わずかではありますが光熱費を安くできるかもしれません。大幅な節約を目指すなら、寝ている間の設定温度を3~5度ほど低くしてみましょう。ぐっすり眠れるのはもちろんのこと、光熱費も10~15パーセント安くなるはずです。
5 Benefits of Lower Temperatures at Home, Backed by Science|BrightNest
Jessica(原文/訳:遠藤康子/ガリレオ)
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