フィギュアスケート:GPファイナル・女子FS
- 手動更新
- 自動更新
順位 | |||
---|---|---|---|
1位 | 196.80 | ||
2位 | 181.93 | ||
3位 | 180.77 | ||
4位 | キーラ・コルピ | 174.94 | |
5位 | エリザベータ・トゥクタミシェワ | 173.75 | |
6位 | クリスティーナ・ガオ | 154.54 |
詳細
総括
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが8日(日本時間同日)、ロシアのソチで行われ、女子フリースケーティング(FS)では、浅田真央(中京大)がシーズンベストの129.84点をマーク。前日のショートプログラムと合わせた総合でもシーズンベストの196.80点で4年ぶり3度目の優勝を飾った。
一方、鈴木明子(邦和スポーツランド)はFS115.77点の総合180.77点で3位に入り、2年連続の表彰台。2位はアシュリー・ワグナー(米国)で総合181.93点だった。
浅田がショートプログラム(SP)、FSともに1位で優勝した。冒頭の3回転ループを着氷。続くダブルアクセル-3回転トゥループでは、2つ目のトゥループで回転不足、また次の3回転フリップも回転不足に。しかし、後半に入れた3連続のコンビネーションは危なげなく跳び10.37点を獲得。3回転フリップから2回転ループのコンビネーションも落ち着いて決めた。また、スピン、ステップシークエンスではレベル4の評価を得た。
鈴木はSP3位から表彰台をキープした。最初の3連続ジャンプ、ダブルアクセルからの2連続は成功したものの、続くルッツが1回転に。2度同じ場所で転倒するなど厳しい展開となるも、ステップや後半に入れた3回転ループ-2回転トゥループのコンビネーション、3回転サルコウを落ち着いて決めて銅メダルを獲得した。
■女子SP採点表(pdf・外部)
■GPファイナルを、#figure_matomeでつぶやいて盛り上がろう!
■【まとめ】GPファイナル・女子フリー(スポナビ編集部セレクト)
■GPファイナル日程・結果
男子(SP/8日0:35 FS/8日23:40) | 女子(SP/7日20:00 FS/8日20:15)
ペア(SP/8日1:50 FS/9日1:05) | アイスダンス(SD/7日23:15 FD/8日22:15)
■GPファイナル/ジュニアGPファイナル全日程
■主要大会日程・結果
■テレビ放送予定
6:浅田真央
浅田真央(日本)の演技がスタート。
最初の3回転ループは着氷。ダブルアクセル-3回転トゥループのコンビネーションも丁寧に。3回転フリップもキレ味良く決める。3回転ルッツは着氷、なんとかこらえる。
スピンは姿勢良く決める。3回転サルコウの予定のジャンプは2回転に。
後半、3回転ループ-2回転ループ-2回転ループも安定したジャンプを見せる。ビールマンスピンは高さがあり、軸もきれいに。3回転フリップから2回転ループへのコンビネーションもスムーズに決めた。
プログラムの見せ場のひとつ、最後のコレオグラフィックシークエンスでは、スピードの速い音楽に合わせて、細かな動きで見せた。
浅田のFS得点は129.84点(技術点63.45点、演技構成点66.39点)。
SP、FSの合計196.80点。
浅田が優勝を決めた。
5:アシュリー・ワグナー(米国)
アシュリー・ワグナー(米国)の演技がスタート。
3回転フリップ-2回転トゥループ-2回転トゥループはきれいに決めた。続くダブルアクセル-2回転トゥループも安定したジャンプを見せる。3回転サルコウで転倒。しかし、続く3回転ループは回転スピード、高さがある。3回転ルッツも着氷。
3回転ループからのコンビネーションは、2つ目のジャンプで転倒し前方へ倒れる。左脚の付け根辺りを押さえながら立ち上がると、ステップへ。最後の3回転フリップはきれいに決めた。
ワグナーのFS得点は115.49点(技術点54.93点、演技構成点62.56点、減点2点)。
SP、FSの合計181.93点。
4:鈴木明子(日本)
鈴木明子(日本)の演技がスタート。
3回転フリップ-2回転トゥループ-2回転ループのコンビネーションはスムーズに着氷。ダブルアクセル-3回転トゥループも落ち着いて決めた。続くジャンプは3回転の予定がシングルに。ゆったりとした曲調でのプログラムを丁寧に演じる。
3回転フリップは転倒。3回転ループ-2回転トゥループ、続く3回転サルコウはしっかりと着氷。3回転ループは、同じ場所で転倒。スピード感のあるスピンでラストへ。
演技終了。苦笑いで演技を終えた。
鈴木のFS得点は115.77点(技術点56.79点、演技構成点60.98点、減点2点)。
SP、FSの合計180.77点。
この時点で首位。
3:キーラ・コルピ
キーラ・コルピ(フィンランド)の演技がスタート。
最初は2回転トゥループ-3回転トゥループとなり、3回転-3回転にならず。続くジャンプは1回転のルッツに。3回転フリップは、高さはないものの跳び切った。スピンをはさんでのコンビネーションは、3回転ループ-2回転トゥループは着氷。次は3回転サルコウ-2回転トゥループ-1回転トゥループと、3つ目のジャンプがシングルに。次のループは2回転。
スピンでは持ち味を発揮。最後のジャンプ、ダブルアクセルは丁寧に決めた。
プログラムの終盤、コレオグラフィックシークエンスでは、音楽に合わせたイーグルをはさむなど優雅な演技を見せた。
コルピのFS得点は、111.52点(技術点51.34、演技構成点60.18点)。
SP、FSの合計174.94点。
2:エリザベータ・トゥクタミシェワ
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)の演技がスタート。
音楽は、ロシア民謡「黒い瞳」。最初のコンビネーション、3回転ルッツ-3回転トゥループは着氷。3回転ルッツは着氷時に両足をついてしまう。
曲調が変わったところで入れた3回転フリップはキレのあるジャンプ。続くステップシークエンスでは、体全体を使って演技をみせる。ダブルアクセル-3回転トゥループ、3回転サルコウ-2回転トゥループ-2回転ループも跳び切る。3回転ルッツも着氷。最後のジャンプ、ダブルアクセルも決めた。
トゥクタミシェワのFS得点は117.14点(技術点63.65点、演技構成点53.49点)。
SP、FSの合計173.75点。
1:クリスティーナ・ガオ
クリスティーナ・ガオ(米国)の演技がスタート。
3回転フリップから3回転トゥループのコンビネーションは着氷。続くダブルアクセルも着氷した。3回転ルッツ-2回転トゥループも着氷。スピードはそれほど出ていないものの、順当に演技。
3回転フリップは転倒。3回転サルコウを審判の目の前、リンク中央で決める。3回転トゥループ-2回転トゥループ-2回転ループは危なげなく跳び、スピードの速い曲調のフリーを、ジャンプの転倒1つで乗り切った。
ガオのFS得点は105.98点(技術点55.90点、演技構成点51.08点、減点1点)。
SP、FSの合計154.54点。