フィギュアスケート:GPファイナル・女子FS

12月8日(土) 20時15分 スタート
浅田真央、4年ぶりV 鈴木明子は銅メダル
順位
1位 浅田真央 日本 196.80
2位 アシュリー・ワグナー 米国 181.93
3位 鈴木明子 日本 180.77
4位 キーラ・コルピ フィンランド 174.94
5位 エリザベータ・トゥクタミシェワ ロシア 173.75
6位 クリスティーナ・ガオ 米国 154.54

詳細

総括

優勝した浅田真央【坂本清】

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが8日(日本時間同日)、ロシアのソチで行われ、女子フリースケーティング(FS)では、浅田真央(中京大)がシーズンベストの129.84点をマーク。前日のショートプログラムと合わせた総合でもシーズンベストの196.80点で4年ぶり3度目の優勝を飾った。
一方、鈴木明子(邦和スポーツランド)はFS115.77点の総合180.77点で3位に入り、2年連続の表彰台。2位はアシュリー・ワグナー(米国)で総合181.93点だった。

浅田がショートプログラム(SP)、FSともに1位で優勝した。冒頭の3回転ループを着氷。続くダブルアクセル-3回転トゥループでは、2つ目のトゥループで回転不足、また次の3回転フリップも回転不足に。しかし、後半に入れた3連続のコンビネーションは危なげなく跳び10.37点を獲得。3回転フリップから2回転ループのコンビネーションも落ち着いて決めた。また、スピン、ステップシークエンスではレベル4の評価を得た。

鈴木はSP3位から表彰台をキープした。最初の3連続ジャンプ、ダブルアクセルからの2連続は成功したものの、続くルッツが1回転に。2度同じ場所で転倒するなど厳しい展開となるも、ステップや後半に入れた3回転ループ-2回転トゥループのコンビネーション、3回転サルコウを落ち着いて決めて銅メダルを獲得した。


女子SP採点表(pdf・外部)
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【まとめ】GPファイナル・女子フリー(スポナビ編集部セレクト)

■GPファイナル日程・結果
男子(SP/8日0:35 FS/8日23:40) | 女子(SP/7日20:00 FS/8日20:15
ペア(SP/8日1:50 FS/9日1:05) | アイスダンス(SD/7日23:15 FD/8日22:15

GPファイナル/ジュニアGPファイナル全日程

主要大会日程・結果
テレビ放送予定

6:浅田真央

【坂本清】

浅田真央(日本)の演技がスタート。

最初の3回転ループは着氷。ダブルアクセル-3回転トゥループのコンビネーションも丁寧に。3回転フリップもキレ味良く決める。3回転ルッツは着氷、なんとかこらえる。

スピンは姿勢良く決める。3回転サルコウの予定のジャンプは2回転に。

後半、3回転ループ-2回転ループ-2回転ループも安定したジャンプを見せる。ビールマンスピンは高さがあり、軸もきれいに。3回転フリップから2回転ループへのコンビネーションもスムーズに決めた。

プログラムの見せ場のひとつ、最後のコレオグラフィックシークエンスでは、スピードの速い音楽に合わせて、細かな動きで見せた。

浅田のFS得点は129.84点(技術点63.45点、演技構成点66.39点)。

SP、FSの合計196.80点。

浅田が優勝を決めた。

5:アシュリー・ワグナー(米国)

【坂本清】

アシュリー・ワグナー(米国)の演技がスタート。

3回転フリップ-2回転トゥループ-2回転トゥループはきれいに決めた。続くダブルアクセル-2回転トゥループも安定したジャンプを見せる。3回転サルコウで転倒。しかし、続く3回転ループは回転スピード、高さがある。3回転ルッツも着氷。

3回転ループからのコンビネーションは、2つ目のジャンプで転倒し前方へ倒れる。左脚の付け根辺りを押さえながら立ち上がると、ステップへ。最後の3回転フリップはきれいに決めた。

ワグナーのFS得点は115.49点(技術点54.93点、演技構成点62.56点、減点2点)。

SP、FSの合計181.93点。

 

4:鈴木明子(日本)

【坂本清】

鈴木明子(日本)の演技がスタート。

3回転フリップ-2回転トゥループ-2回転ループのコンビネーションはスムーズに着氷。ダブルアクセル-3回転トゥループも落ち着いて決めた。続くジャンプは3回転の予定がシングルに。ゆったりとした曲調でのプログラムを丁寧に演じる。

3回転フリップは転倒。3回転ループ-2回転トゥループ、続く3回転サルコウはしっかりと着氷。3回転ループは、同じ場所で転倒。スピード感のあるスピンでラストへ。

演技終了。苦笑いで演技を終えた。

鈴木のFS得点は115.77点(技術点56.79点、演技構成点60.98点、減点2点)。

SP、FSの合計180.77点。

この時点で首位。

3:キーラ・コルピ

【坂本清】

キーラ・コルピ(フィンランド)の演技がスタート。

最初は2回転トゥループ-3回転トゥループとなり、3回転-3回転にならず。続くジャンプは1回転のルッツに。3回転フリップは、高さはないものの跳び切った。スピンをはさんでのコンビネーションは、3回転ループ-2回転トゥループは着氷。次は3回転サルコウ-2回転トゥループ-1回転トゥループと、3つ目のジャンプがシングルに。次のループは2回転。

スピンでは持ち味を発揮。最後のジャンプ、ダブルアクセルは丁寧に決めた。

プログラムの終盤、コレオグラフィックシークエンスでは、音楽に合わせたイーグルをはさむなど優雅な演技を見せた。

コルピのFS得点は、111.52点(技術点51.34、演技構成点60.18点)。

SP、FSの合計174.94点。

2:エリザベータ・トゥクタミシェワ

【坂本清】

エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)の演技がスタート。

音楽は、ロシア民謡「黒い瞳」。最初のコンビネーション、3回転ルッツ-3回転トゥループは着氷。3回転ルッツは着氷時に両足をついてしまう。

曲調が変わったところで入れた3回転フリップはキレのあるジャンプ。続くステップシークエンスでは、体全体を使って演技をみせる。ダブルアクセル-3回転トゥループ、3回転サルコウ-2回転トゥループ-2回転ループも跳び切る。3回転ルッツも着氷。最後のジャンプ、ダブルアクセルも決めた。

トゥクタミシェワのFS得点は117.14点(技術点63.65点、演技構成点53.49点)。

SP、FSの合計173.75点。

 

1:クリスティーナ・ガオ

【坂本清】

クリスティーナ・ガオ(米国)の演技がスタート。

3回転フリップから3回転トゥループのコンビネーションは着氷。続くダブルアクセルも着氷した。3回転ルッツ-2回転トゥループも着氷。スピードはそれほど出ていないものの、順当に演技。

3回転フリップは転倒。3回転サルコウを審判の目の前、リンク中央で決める。3回転トゥループ-2回転トゥループ-2回転ループは危なげなく跳び、スピードの速い曲調のフリーを、ジャンプの転倒1つで乗り切った。

ガオのFS得点は105.98点(技術点55.90点、演技構成点51.08点、減点1点)。

SP、FSの合計154.54点。

 

6分間練習

6分間練習がスタート。浅田真央鈴木明子らが氷上で調整中。

滑走順

1:クリスティーナ・ガオ(米国)

2:エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)

3:キーラ・コルピ(フィンランド)

4:鈴木明子(日本)

5:アシュリー・ワグナー(米国)

6:浅田真央(日本)

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