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【グラニュース】


楢崎、レジェンドに刺激

2014年2月25日 紙面から

レジェンド葛西に刺激を受け、Jリーグでの奮闘を誓うグランパスのGK楢崎=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(木村尚公撮影)

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 名古屋グランパスのGK楢崎正剛(37)がレジェンドに刺激を受けた。ソチ五輪で大活躍した葛西紀明のニュースに興奮。同じベテランとして自らを重ね合わせ「(葛西のような)大きい喜びがまたモチベーションになる」と4年ぶりの優勝をあらためて誓った。

 サッカーとジャンプ競技。共通点を探すことも難しい全く異業種のアスリートに楢崎が触発された。ソチ五輪で41歳にして2つのメダルを獲得した葛西の話題に、自然とトーンが上がった。

 「刺激になる。ベテランと呼ばれる人がしっかり認めてもらえるのは、自分のような立場からすると本当にうれしい」

 ウインタースポーツでジャンプは楢崎が好きな競技の一つ。金メダルを獲得した長野五輪のジャンプ団体を名シーンに挙げるほど。この団体戦で葛西に出番がなかったことも知っていた。

 「41歳で現役というのは自分には想像できない。これだけ長くやるのは大きなケガをしないことが大事。ケガを克服する能力も大切でしょう」

 楢崎も10代でデビューし、山あり谷ありの現役生活を送ってきた。J1では536試合出場で歴代単独トップに立っている。同世代の葛西とは相通じる部分がある。

 葛西は2つのメダルを獲得してもなお、4年後の五輪へ向けて現役続行を示唆している。楢崎は「いいタイミングで大きな喜びがあると、それがまたモチベーションになる」と共感。「優勝? そうだね。こっちも目指さないと」

 10年には守護神としてグランパスをJ初制覇に導いた。2度目の頂点を極めれば、葛西同様、楢崎も真のレジェンドになる。

  (木村尚公)

 

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