アンネの日記:図書館協会「非常に残念」と声明

毎日新聞 2014年02月25日 13時02分(最終更新 02月25日 13時31分)

 東京都内の公立図書館などで300冊を超す「アンネの日記」や関連書籍が破られているのが見つかった問題で、日本図書館協会(森茜理事長)は25日、「どのような理由があれ、貴重な図書館の蔵書を破損させることは、市民の読書活動を阻害するものであり極めて遺憾」との声明を発表した。

 声明は「図書館の所蔵する文化資産が広く市民に提供されることを願うものとして、非常に残念」としている。

 各図書館や自治体への取材では、東京都内の少なくとも5区3市の38館、計300冊余りが被害に遭っている。警視庁捜査1課は、器物損壊と建造物侵入の疑いで捜査している。(共同)

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