紙だろうが、電子書籍だろうが、出版というもの自体が崩壊する。
電子書籍に移行したとしても、文字がデジタルになった途端、ブログ記事との差別化が難しくなり販売部数は伸びない。
だからといって紙書籍にも未来は無い。必死に紙にしがみついている出版業界はバタバタと倒産していく。
一冊だけでもベストセラーが産まれれば業界は上手く行くんじゃないの?と思われるかもしれないが、そうはいかない。
ベストセラーはピラミットの下層部分が存在するから支えられる。それがないと突出したものは生まれない。
リアル本屋は、著作を売りたい作家側がお金を出して、本を展示させてもらう“場”へと変わる。
貸しギャラリーの様に。
崩壊の初期の段階は、その波に抗おうと、作家側もプラットフォーム側も頑張るし、
既存市場で磨かれ蓄積された技術力があるから、質は保たれている、様に感じる。
だけど、じわじわと質の低下が始まって、そして、ますます、ブログとの差別化ができなくなる。
ゆっくりと、ゆっくりと…崩壊していく。(“一度崩壊した技術は元には戻せない。”)
この、ゆっくりとした崩壊が曲者なのだ。誰も、気づかないから。
早いスピードで崩壊していくなら誰かが警告する。だから、なんとかしようと考える。
もう一回、声を大にしていうけど、“ゆっくりとした変化は、誰も気付かない!!”
ふと、ノストラダムスの大予言を思い出す・・・。世界の終わり。
確か、2020年ぐらいにも、世界の終わりを予言していた予言者がいたはず・・・。
ノストラダムスの大予言も、マヤの予言も当たらなかったので世間から忘れ去られた感があるけど、
このままいくと人類の崩壊も、あながちあり得るのではないか、と、思えてしまう。
※誤解の無い様に追記しておくけど、新しい時代の流れに抵抗して過去のままでいることを勧めている訳じゃない。
この二択を迫られているということ。
出版にたいしてブログを引き合いに出してる意味がよくわからないんだけど。 これは僕ちんの理解力不足なのかしら?
出版で伝えている情報は、ブログでも伝えられる。
なんかそれプールでも泳げるんだから海はいらないって感じじゃないか?
本当か?それなら安心だが。おまえは本を買っているのか?
2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書) 佐々木俊尚 http://www.amazon.co.jp/dp/4166607081
2011年というのは外れだけど、近い将来崩壊する。あと10年はあると思うが・・・。
2011年というのは外れだけど、近い将来崩壊する。あと10年はあると思うが・・・。