どんな場面でも撮影できるソニーのアクションカムHDR-AS30Vレビュー
- 2013/11/10
- 19:01
記念すべき第一回の商品レビューはソニーのアクションカムHDR-AS30Vです。
実は今アクションカムっていうジャンルのビデオカメラが密かに人気なんです。
水中やスポーツ,普段撮りなど,いつでもどこでも使えるアクションカムを購入したので紹介させて頂きます。
ソニーのアクションカム「HDR-AS30V」のポイント
価格は約2万6千円
やっぱりなんだかんだ言っても,一番気になるのは価格!!
でも,HDR-AS30Vはビデオカメラにしてはむちゃくちゃリーズナブル!!
私もお小遣いをちょっと我慢して買っちゃいました。
しかも,この値段で防水用のハウジングや固定用のマウントも付いてくるので,これだけでも十分に使えます。
必要に応じて追加のオプションなんかもあるので,さらに充実させることも可能です。
HDR-AS30Vの同梱物をチェック
● カメラ本体
● ウォータープルーフケース(SPK-AS2)
● マイクロUSBケーブル
● リチャージャブルバッテリーパック(NP-BX1)
● 接着式マウント
● 保証書的なもの
記録メディアは付属していないので,それだけは購入が必要です。
HDR-AS30Vの記録メディアは本体が小さいためか,microSDカードです。
microSDカードなんか普段使わないから,持ってない。
ってことで購入しましたが,amazonで32GB,class10のものが2200円程度!
これだけあれば,OK!
ウォータープルーフケースに入れればタフに使える
付属のウォータープルーフケースに入れて使えば,防水5m,防塵,低温など普通のカメラだと耐えられないような状況での用途に使用可能です。
これなら,海水浴やBBQなどのアウトドア,スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでも活躍しそうです。
手振れ補正が結構きく
アクションカムなので動いている際に動画撮影することも多いと思います。
ちょっとだけ試しましたが,結構手振れ補正がききます。
さすがソニーさんです。
ちなみにHDR-AS30Vの他に有名なアクションカムとしてGo Proというものがあります。
そのカメラには手振れ補正機能がついていないので,手振れ補正機能が必要な方にはHDR-AS30Vお勧めです。
超広角の170°での撮影が可能
超広角なので,すごく広い範囲を移すことが可能です。
なので,あまり広くない場所で全身を写したい際なんかもちょっと離すだけで全身を写しちゃうなんてこともできちゃう。
私は自分がスノーボードしてる映像が撮りたくて購入したんですが,三脚穴のついた長い棒のようなものを使えば自分が滑っている全身映像を撮ることが可能!
超広角だと色々な楽しみ方ができるんです。
従来機の「HDR-AS15」との違い
ソニーのアクションカム「HDR-AS30V」は「HDR-AS15」の後継機に当たります。
私は「HDR-AS15」は持っていませんが,知っている範囲で従来のHDR-AS15からどこが変わったのか簡単に紹介します。
さらに小さく軽くなった
実は小さく軽くなったといっても,カメラ本体のサイズ,重量ではなくウォータープルーフケースの話です。
カメラ本体のサイズ,重量は全く一緒!
しかし,HDR-AS30V用のウォータープルーフケース(SPK-AS2)をHDR-AS15へ装着することも可能!
HDR-AS30V用のウォータープルーフケース(SPK-AS2)だけでもオプション品として購入が可能なので,HDR-AS15ユーザーもそれを購入すれば,HDR-AS15をさらに小さく軽くすることが可能です。
しかも,このウォータープルーフケース(SPK-AS2)は集音性もアップしているようなので,音撮りにもちょっとは期待できるかも。
でも,ウォータープルーフケースに入っていることには変わりないので,それなりでしょうが。
ウォータープルーフケースに入れた状態でも設定変更が可能
HDR-AS15のウォータープルーフケースは後ろの撮影開始・停止ボタンしか押せませんでしたが,HDR-AS30Vに付属のウォータープルーフケースは側面の設定用ボタンも使用可能です。
なので,いちいちカメラをケースから出して設定変更なんて手間がなくなります。
静止画撮影が可能
HDR-AS15は静止画撮影はできませんでしたが,HDR-A30Vならそれが可能!
ビデオカメラとしてだけではなく,超広角のカメラとしても使えちゃいます。
GPS,NFCに対応
GPS,NFCの機能がHDR-AS30Vには追加になりました。
GPSがあれば,撮影箇所や速度などを動画情報に盛り込むことができるので,色々な楽しみ方ができるみたいです。
NFCがあれば,スマートフォンなどとの連携が簡単にできるようになるらしいですが,私はiPhoneユーザー!
iPhone自体がNFCに対応していないので,全く興味がありません。
ま,私的にはGPSもNFCもあまり必要ありませんが,人によっては便利なものかも。
「HDR-AS30V」のイマイチなポイント
どんなに良い商品にもイマイチだなと思うポイントはあります。
HDR-AS30Vを買おうとしている方の参考になればいいかなと思います。
手振れ補正機能をONにすると画角が120°になる
アクティブな場面で使う時,手振れ補正機能をONにすると思うんですが,手振れ補正機能がONだと超広角の170°ではなく,120°になってしまいます。
超広角で撮りたい場合は手振れ補正は使えない,手振れ補正が必要な場合は超広角では撮れないということです。
カメラ本体でモニターの確認ができない
側面にカメラの設定用のモニターがありますが,映像確認用のモニターはありません。
ただ,結構広角で撮れるので自分の方を向けておけば大体写ります。
また,スマートフォンとWi-Fiで接続して,スマートフォンでリアルタイムで確認することは可能なのでそこまで困ることはありません。
それでも普通のビデオカメラのように映像確認モニターが必要だという方は,オプションで外付けモニターが売っているので,それを購入するしかありません。
個人的にはせっかくの小型・軽量アクションカムが大きく重くなっちゃうし,外付けモニターもそれなりの値段がするので,お勧めはしませんが。。
ウォータープルーフケースに入れると音声が悪くなる
HDR-AS15に付属のウォータープルーフケースよりかは集音性が良くなったようですが,やはりウォータープルーフケースに入れずに使用するのとは格段に違います。
アウトドアなどに使用する場合は仕方がないですが,基本的には入れずに使用する方がいいと思います。
カメラ本体に三脚取付用穴がない
普段撮りではウォータープルーフケースをできるだけ使用したくありませんが,カメラ本体に三脚取付用穴がない
ので,ウォータープルーフケースに入れて使用するしかありません。
しかし,ウォータープルーフケースに入れると集音性が悪くなる。
悩ましい所です。
防水が5mまで
HDR-AS15に付属していたウォータープルーフケース(SPK-AS1)は水深60mの防水に対応していたんですが,HDR-AS30Vに付属のウォータープルーフケース(SPK-AS2)は水深5mまで。
私は水深5m以上で使用することはありませんが,使用用途によっては困ることもあるかも。
その場合は60mに対応したウォータープルーフケースを追加購入すれば問題はありませんが。
ソニーさんも60mの防水機能よりも,サイズや重量,集音性を重視したんでしょうね!
歪んだ映像になる
これはレンズの仕様なので仕方がありませんが,魚眼レンズを使用しているので,少し歪んだ球面のような画像になってしまします。
170°の超広角で撮るためには仕方がないのかもしれませんが。
気になる方は気になるかもしれません。
レンズカバー・キャップがない
魚眼レンズを使用しているので,レンズがフラットではありません。
レンズが曲面になっているのですが,外形より少しはみ出しています。
なので,ウォータープルーフケースに入れておかないと傷が付いちゃう可能性も!
レンズカバー・キャップがあるとカメラだけで持ち歩けるんですが,おそらくウォータープルーフケースに入れて使用するのが前提のビデオカメラなんでしょうね!
まとめ
色々と不満点についても紹介しましたが,全体的には満足しています。
不満点の中にはオプションを追加購入すれば解決できるものもあるので,どうしても必要ならばオプション品を購入すればさらに満足できるのではないかと思います。
ウィンタースポーツの季節もすぐそばまで来ているので,楽しみです!
また,使用感など後々レビューしていきたいと思います。
- テーマ:小型カメラ
- ジャンル:趣味・実用
- カテゴリ:カメラ関係
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