それをやっている自分に対してアイデンティティを見出す

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photo by piermario


「続ける」ことは、それだけで、すごい - watoku55 日々の気づき

続けられない理由。辞める理由。
それはいつだって、いくらでもあります。

実際に、辞めてしまうのが大半です。

そんな中で、どんな理由があったとしても、とにかく続けていく。

たくさんでなくてもよくて、一つでもいいから続ける。


どんな形でもいい。

なにごとでもいい。

仕事、勉強、人間関係、練習、書くこと、、、なんでも。


「続けていく」

それだけで、すごいことなんじゃないかな。

何かを与えうるんじゃないかな。

見えてくる世界が変わるんじゃないかな。


「続けること」は、たぶん、素晴らしいことなんです。

そのとおりだな、と思う。先日、友達のバンドが沢山出るイベントに酒飲みがてら遊びに行った。どのバンドもさして売れているわけじゃないし、これから爆発的に売れるかどうか、というと可能性は無いとは思わないが、確信を持って「売れる!」と言えるわけではない。やっている音楽のジャンル的にもそうだけれど。年齢も30近辺でみんなそれぞれ仕事を持ったり、家庭を持ったりしながら音楽活動をやっている。俺はまだ家庭は持っていなけれど、去年くらいまでは仕事をしながらバンドやっていたので分かるんだけれど、それって結構しんどいことだし、めんどくさいといえばめんどくさい。仕事を早めに切り上げてライブに出演したり、レコーディングのため深夜まで録音してそのまま仕事。各々の仕事があるから、その仕事の都合でメンバーが一人欠けた状態でライブやらなきゃいけなかったり、転勤ということで月に一回わざわざバンドのリハーサルのために新幹線に乗ったりもする。

そういった、大変なこと、めんどくさいこと乗り越えながらバンドやり続けている友達は素晴らしい、と思う。まあ、俺も別に「やーめた」って思っているわけじゃないし、よくスタジオ入ったりしているけど、それは置いといて。じゃあ、なんでそれが続けられるのか?

それをやっている自分=自分にとってのアイデンティティ

それをやること自体が楽しいとか、生きがいだからという理由も継続するにあたって必要な要素ではある。そうレは当然。他には「それをやっている自分」に対してアイデンティティを見出しているからじゃないだろうか?バンドをやっている自分、絵を描いている自分、文章を書く自分、そういうところがなければ自分じゃない、と思っている人は所謂「続けられる人」なんじゃないだろうか?続けなければ自分が自分でなくなってしまう感。

そんで、それには成功する/しないはあまり関係が無い気がする。当然勉強とかダイエットとかを続けるにはある一定の目標を定めた上で持続することになる。ただ、バンド活動も一応目標とかビジョンとかを置いた上で活動したりはするけれど、結局それをやり続けること自体が目標、という人は結構多いと思う。まあ、売れている人からすれば「このあまちゃんが」と言われそうではあるけれど、個人的にはそういうスタンスで何かをやるというのは別に悪いことではないんじゃないかな、と思っている。バンドにしろ、何かを作るにしろ、物書きにしろ。



あと、そういうスタンスの良いところは変に理想を追い求めすぎないことじゃないだろうか。と思ったりしてみたり。


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