【バルセロナ聯合ニュース】韓国の通信関連会社、SKプラネットは24日(現地時間)、日本のKDDI(au)などアジアの通信大手3社と世界中で互換性のある近距離通信(NFC)サービスの商業化に向けた「アジアNFC連盟(アライアンス)」を立ち上げた。
台湾の中華電信と香港のPCCW-HKTも参入した同連盟の発足はスペイン・バルセロナで開かれた携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で発表された。
NFCは2台のスマート機器が10センチ前後の近距離で双方向無線データ通信ができる技術。最近、スマートフォン(多機能携帯電話)を利用したモバイル決済、クーポン配布、広告、セキュリティーなどさまざまなサービスに適用されている。
同連盟はNFCサービスが国境を越え世界のどこでも互換可能なサービスの提供を目指す。SKプラネットとKDDIは、すでに韓国と日本の間で同サービスに乗り出した。