【ソウル聯合ニュース】トヨタ自動車が「カムリ」や「プリウス」など乗用車7車種の1万2579台を対象に25日からリコール(回収・無償修理)を実施する。
韓国の国土交通部によると、トヨタのカムリ(3260台)、カムリハイブリッド(920台)、アバロン(150台)など6車種で座席に埋め込まれた電熱線を覆う素材が燃えやすい欠陥が見つかった。リコール対象車種は2012年11月から1月までトヨタの米国工場で製造され、韓国で販売された。
同部は自動車メーカーが販売した車両が安全基準に適合しているかを確認するために毎年行われる調査で欠陥を確認した。
これと別に2009年2月から今月5日までトヨタの日本工場で製造され、韓国で販売された「プリウス」7347台ではハイブリッドシステムの制御プログラムの欠陥により、走行速度が落ちたり車両が止まったりする可能性がある問題点が発見された。
リコール対象車種の所有者はトヨタサービスセンターで無償で修理を受けることができる。リコール前に欠陥内容を自費で修理した場合は同社に修理費を請求できる。