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一部で停電続く地域も
02月19日 19時11分

一部で停電続く地域も
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14日から降り続いた大雪の影響で、愛知県と岐阜県では、いまも山間部を中心に40世帯で停電が続いています。
中部電力によりますと19日午後5時の時点で、停電が続いているのは、愛知県の豊田市、設楽町、豊根村の一部の30世帯、岐阜県恵那市の一部の10世帯となっています。
中部電力では復旧作業を急いでいますが、除雪が進んでいないことなどから復旧のメドが立っていない地域もあるということです。
豊根村では、14日に降った雪の重みで、倒木や電柱が倒れる被害が相次ぎ、村の約80%に当たる435世帯で停電になりました。電力会社の社員らが復旧作業に当たった結果、徐々に停電の解消が進んできていて、18日から村の診療所が診察を再開したのに続き、19日からは小学校と中学校も授業を再開しました。
停電が解消した村の商店には、大雪の後片付けに追われていた村の人たちが、次々に訪れていました。商店の女性経営者は「やっと、電気がつくようになって、ふだんの生活に戻りましたが今回のような大雪による停電は初めてです」と話していました。その一方で、まだ電気が復旧していない住宅の主婦は「電気こたつや石油ファンヒーターが使えずに困っています。照明もろうそくや懐中電灯でしのいでいますが、もう限界に来ているので早く、電気を復旧させて欲しい」と話しています。
中部電力によりますと、豊根村で停電が続いているのは、19日午後5時45分現在で、上黒川地区の15世帯となり、19日夜にも解消させたいとして復旧作業を続けています。
豊根村災害対策本部の青山幸一さんは「孤立世帯や健康被害などは出ていないが、停電が長引いているので早く復旧してほしい」と話しています。