代金払わず路上練習警察官処分02月21日 12時25分
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愛知県警察本部の運転免許課の幹部が、大型免許を取得するため、自動車学校で、代金を支払わずに、路上での練習を受けたなどとして、減給の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは、愛知県警察本部運転免許課の次長、井本泰壽警視(60)です。
警察によりますと、警視は、運転免許課の調査官だった、6年前、大型自動車の免許を取得するため、県内の自動車学校で、代金を支払わずに大型バスを借りて路上での練習を受けたということです。
また、交通安全協会が行う、実技試験の試験官になるための訓練の際、承諾を受けずに、個人的な練習を行っていたということです。去年、警察に匿名の投書があり、調査の結果、不正が分かったということです。警視は「不適切な行為で、反省しています」と話しているということです。
警察は、21日付けで交通部付に更迭し、10パーセントの減給、1か月の懲戒処分としました。
愛知県警察本部の鈴川信視首席監察官は「警察官が職務の公正に疑いを抱かれるような事案を引き起こし、深くお詫びします」というコメントを出しました。