想像を絶するところからウエアラブル来た!【メガネの三城『FUN'IKI』】
Google Glassだ、telepathy oneだ、なんだかんだとウエアラブル界隈が賑やかですが、全然、予想外の方向からウェアラブルデバイスに関するリリースが来ました。
それが、先日iPadの本で4000台ものiPadを導入したという話題で取材させていただいた
『メガネの三城』
えーっ! って感じもしますが、
そりゃ、メガネなんだから、Googleじゃなくて、『メガネの三城』でしょ?
という気もします。
このFUN'IKIプロジェクトの製品『雰囲気メガネ』は、電話、メール、SNSの着信、その日のスケジュール、株価や天気の変動、その場で設定できるタイマー……などが、メガネのレンズに投映されるフルカラーLEDライトの点滅と、小型スピーカーのサウンドで通知されるのだそうです。
この公開された写真とリリースの文面を総合すると、スマホというかiPhone上で動作しているアプリから、設定ができて、各通知がBluetooth 4.0 Low Energyを介して『雰囲気メガネ』に情報が行き、LEDの光と場合によっては音声ガイダンスで通知がされるようです。
センサーは照度センサーと加速度センサーが搭載されているようです。照度センサーは、レンズへのライティングの明るさのコントロールに使われるようですが、加速度センサーは何に使うんでしょうねぇ?
Google Glassのように小型の液晶画面を搭載するより、当然消費電力も少なくて済むし、実はこれは非常に現実的なアイデアかもしれません。メガネ上に投映された文字を苦労して読むよりも、『メールが来た』『天気が変わる』というようなシンプルな情報が、パッとLEDライトの色だけで通知される。それでいいのかもしれません。より詳しい情報が必要なら、スマホをポケットから取り出せばいいのですから(今、みんなそうしてますよね?)。
ちなみに、発表されたのは、現在スペイン・バルセロナで開催されている世界最大のモバイル見本市『Mobile World Congress』において。本製品はまだ研究開発段階で、一般発売時期は未定とのことですが、何しろ、製品の製造、流通、販売システムをすべて持つ『メガネの三城』が発表しているのですから、意外と我々が手にできる日も遠くないかもしれません。
詳しくはこちらのウェブサイトを参照のこと。
(タクタ)
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