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米特別代表 北朝鮮情勢巡り訪ロ2月25日 9時35分
アメリカ政府で北朝鮮問題を担当するデイビース特別代表がロシア訪問に出発し、チャン・ソンテク前国防委員会副委員長が粛清されたあとの北朝鮮情勢や6か国協議の再開に向けた条件などについて意見を交わす見通しです。
アメリカ政府で北朝鮮問題を担当するデイビース特別代表は24日、ロシアを訪れるのを前に、ワシントン郊外の空港でNHKなどの取材に応じました。
この中でデイビース特別代表は、「北朝鮮の最近の国内の動きがどういう意味を持つのか議論するだろう」と述べ、チャン・ソンテク前国防委員会副委員長が粛清されたあとの北朝鮮情勢について、ロシア側と意見を交わす考えを示しました。
また、デイビース特別代表は、北朝鮮の核開発問題を巡る6か国協議が5年以上にわたり中断していることも取り上げ、協議の再開に向けた条件などについて話し合いたいとしています。
北朝鮮の核開発問題を巡っては今月、ケリー国務長官が中国と韓国を訪問した際に重点的に取り上げ、その後、中国の劉振民外務次官がピョンヤンを訪れて北朝鮮側と協議するなど、関係国の動きが活発化しています。
ただ、アメリカは6か国協議を再開するにはまず、北朝鮮が非核化に向けて具体的な措置を取る必要があるという立場を崩しておらず、協議再開に向けた条件が整うかどうかは不透明な情勢です。
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