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汚染水漏れ 聞き取り対象100人増やす
2月25日 7時09分

汚染水漏れ 聞き取り対象100人増やす
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東京電力福島第一原子力発電所で、配管の弁が開けられてタンクに水が入り過ぎ、汚染水100トン余りが流出した問題で、東京電力は当時、水の移送を担当した作業員などから聞き取りをしましたが、誰がなぜ弁を操作したか分からず、聞き取りの対象を上司などにも広げ、さらに100人ほど増やして、調査を進めることになりました。

福島第一原発では4号機の山側にあるタンクに水が入り過ぎ、今月19日から20日にかけて汚染水100トン余りが敷地内の地面に流出しました。
東京電力は汚染水が漏れたタンクにつながる配管で、本来閉じているはずの弁を誰かが開けたためにタンクに水が入り過ぎたとみて、弁を開けた人物や理由など詳しい経緯を調べています。
24日までに弁が開けられたとみられる時間帯に、問題の弁に識別番号を記したプレートの取り付けを行った作業員や水の移送に関わった作業員など、経緯を知っている可能性のあるおよそ100人から聞き取りをしましたが、誰が弁を開けたかや作業ミスかどうかを特定できなかったということです。
このため、東京電力は目撃情報や問題の弁を動かす可能性のある作業についての情報をさらに集める必要があるとして、25日から周辺を行き来した作業員や水の移送を指示した上司など聞き取りの対象をさらに100人ほど増やすとともに、周辺に設置された監視カメラの映像を分析して調査を進めることにしています。

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