髪の毛には寿命があります。そのため伸びる限度もあります。テレビで何メートルも長い髪の毛の人も特集されたりしますが、あの方達は細胞異常で正常なヘアサイクルを持っていません。

現代の薄毛に悩んでいる方の約95%がAGAと言われています。日本男性の人口に直すと約1260万人がAGAを発症しているということになります。そういった方たちはヘアサイクルが極端に短いため産毛のまま髪の毛が脱毛していってしまっています。

基本的なヘアサイクル

成長期の段階では毛乳頭と毛母細胞が活発に働き、髪の毛はどんどんと伸びていきます。そして成長期が終わり退行期に入ると、毛母細胞が萎縮し、毛乳頭と毛母細胞が離れます。こうなると毛乳頭から毛母細胞に栄養が行き渡らないので、毛の成長は完全にストップします。

そして最後に休止期になると3ヶ月間はまったく髪の毛が作られません。
これらを計算すると、1日に抜けてもいい毛量は50本～90本です。

育毛剤を使って効果がないなって思う理由

育毛剤を使っていて「効果がないなぁ」って思う方はたいていすぐに育毛剤をとっかえひっかえしている方です。もちろん、医学的な立場から申し上げるとプロペシアができたワケで言っているように「プロペシア」と「ミノキシジル」のみしかAGAに有効ではありません。

たいていはこういった効果的な育毛剤を使っても「すぐ効果が出ない！」その理由は「休止期」にあります。3ヶ月休止期間があり、髪の毛の生産がストップしているワケです。だからどんなに使っていても効果を実感するまでには最低３ヶ月はかかるという訳です。