親指をテーピングにより、本格的に固定してしまう方法を紹介します。
私が紹介するのは、非伸縮性のテーピングテープを使用する方法です。
テーピングテープには、伸縮性と非伸縮性の二種類あり、非伸縮性のほうが、値段が手頃かつ、かっちりと固定することが出来ます。もちろん、テープの使い分けが大切なんですけどね。
かっちりと固定されますので、腱鞘炎の予防や治療の為に、関節の動きを制約するのに役に立ちます。
ただし、ものがテープによる固定ですので、テープの成分で皮膚がまけてしまい、かゆみが出ることがあります。特にテープをはがすときは、皮膚組織を痛めないように、ゆっくりとはがしてください。
もちろん、皮膚がまけている状態でテーピングを実施するのは、好ましくありません。
ちなみに、今回使用している画像は、左手でカメラを持ち撮影する為、カメラそのものを上下反転させ、左手親指でシャッターを切り、そして画像を上下回転させた上でアップしています。ですので、画像に不自然さを感じると思われますが、ご了承下さい。
テーピングを行う部位は、可能な限り汗や汚れを取り除いておくこと。
まず、親指の爪から手首の上くらいまでテープを貼ります。
…実はこれだけで親指の固定テーピングはOKなんです。テープが剥がれたら、また張り直せばいいという感じで考えていただくといいかと。
ここから、もっとかっちりと固定していきたい場合は、次のような手順になります。
親指の腹から手のひらへ向けて、同じくテープを貼り付けます。
そして、親指の爪から斜め方向に…
手のひらへ向けてテープを貼っていきます。
先ほどとは90度逆の方向へテープを貼り…
親指にテープを巻き付けていきます。
先ほどのテーピングテープよりも幅半分ほどずらし、同じく斜め方向へ…
くるっと巻いていき、
さらにもう1枚、同じ要領でくるっと親指に巻き付けていきます。
最終工程。テープが剥がれないよう、今まで張ってきたテープをカバーするように、親指にテープをくるっと巻き付けていきます。
こうして、親指の先端は完成!
そして手首に近いところも、同じように…
このようにカバーしていきます。
この、手のひら側のテーピングは、非常に剥がれやすくなっていますけれど、少し剥がれているからといって、親指の関節が固定できれいればOKだから、さほど気にしなくて大丈夫です。
また、このテーピングした上から手袋をつけておくと、テープが剥がれにくくなります。
ちなみに、この親指の固定なんだけれど、毎回こうしてテーピングを行うのが面倒くさい場合はですね…
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ちなみに。私が今回使用したテーピングテープは、100円ショップで手に入れました。が、100円ショップのものは、このテープに使用されている接着剤の質が悪いので、できれば、スポーツ用品店などで専門のテープを買う方が無難だと思いますよ。
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