先日作った、塩麹、醤油麹、醤油味醂麹の3種類なんだけれど、せっかく作ったものは活用していかなければ無駄になっちゃう。
なので、それら調味料が何に使えるのか色々考えていたんだけれど…
燻製に使ったらいいんじゃね?
ってことで、しょうゆこうじを使って、燻製を作って、その様子をニコニコ動画にアップしてみました。

ってことで、制作手順及び、中華鍋を使って燻製を作る様子、そして実際に食べてみた様子などを撮影したわけですが…
ここで、例によって、動画内では語れなかったことを、いくつか。

まず…
くんたまは、すべてつまみ食いしました(`・ω・´)ゞ
なので、食べるシーンは撮影してません。…うまかった~♪

で、燻製ってのは、材料の下ごしらえとして、一般的に、ソミュール液あるいはピックル液というものを作り、何日か寝かせる必要があります
その他、様々なハーブをすり込んだりと、調味料を複数用意する必要がある、とまあ、こういうわけです。
んでも、塩麹、醤油麹、醤油味醂麹ならば、それら以外の調味料は一切必要とせず燻製の下処理ができる、とまあ、こう考えたわけです。
今回は醤油麹を使用しましたが、その他にも、鳥ハムをそのまま燻製にしてもOKです。
また、材料としては、こうした下処理の必要がないものとして、ちくわやかまぼこなどなど…も手軽でいいです。こちらは、燻蒸する時間も、1時間も必要無いかな。

さらに、今回は中華鍋を使用しましたが、これは、チップを底に置いて金網を使って…という設置が楽だからだったりします。
つまり、普通の鍋でも、同様に燻製が作れる、とまあ、こういうわけです。
燻製を作る機材として、確かに燻製専用の装置を使用するのが一番効率がいいのですが…と、いうのも、一度に燻製できる材料を投入できる量に差があるので…ですが、そこまで本格的でなくても手軽に燻製を楽しむことができればいいかな、というのであれば、こういうやりかたで充分なんじゃないかと。
ちなみに、一応、ある程度の量を一度に投入できる(少なくとも、今回の材料くらいは一度に投入できる)燻製の簡単な装置は持ってはいるのですが、今回はそれを使うのは避けてみました。そもそも、今回は、誰にでも簡単に燻製が楽しめますよという資料を作るのを目的としましたんで。
燻製を作る際は、とくに煙が室内に充満することを心配されるでしょうけれど、蓋をしていると、容器内で煙が充満し、隙間から出る煙も微量ですので、換気扇の下で燻製を行えば問題ありません

温度管理については…実際に手のひらを燻製している容器内に入れて、あったかいかな?って程度に火力を調整すれば大丈夫。
また、ガスコンロを使用して燻製を行っているのは、これは火力を一定に保つために合理的だからだったりします

あとは、適当(`・ω・´)
…いや、あの。もともと燻製は、保存食として作られていたものなんだけれど、今では、味付けの為に燻蒸するってのが一般的になっていて、保存云々というよりかは、味を楽しむものになっているもんだから、だから、そこまでこだわる必要もないのかな、と思うんだよね。
それに、私は、しょせん素人だし。
本格的に燻製を行うのなら、たとえば、ニコニコ動画であれば、悪魔の燻製講座が参考になると思う。有名どころだね。

とまあ、そういうわけで、燻製って、そんな難しいもんじゃないし、むしろ簡単かつ手軽なものだから、これから挑戦してみようかな、と考えている人の何かの参考になれば幸いです。

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