ペン08
バンナイズで作ってもらった、静葉ちゃんオリジナルの携帯電話ケース。
一般的な仕様の同じデザインのケースよりも、一回りほどサイズを大きくして貰っていて、携帯電話だけでなく、障害者手帳やメモなど、様々なツールをこの中に収納できるようにしてある。
このケースに、落下防止用に、ネックストラップにも変化する長いストラップを2本それぞれつけていて、そのうちのひとつは、スマートフォンにつながっている。
そしてもうひとつは、
ペン09
このボールペンにつながっている、ってわけ。
このボールペンに、今回ちょっとしたトラブルが発生したんだ。

このボールペンは、トンボ鉛筆から発売されているエアプレスという商品。

ノックすると、リフィル上からエアを加圧することで、屋外でも滑らかな書き味になる、とまあ、そういう機構が組み込まれているんだ。
従来の、密閉式加圧ボールペンリフィルとはまた違った構造であることと、それ以上に、このボールペンの全長が短く、またストラップをつけることができる穴が取り付けられていたり、ボールペンそのものも一般的なものよりも短かったりと、あきらかに屋外での使用を想定した構造になっているわけ。
そのため、例の、名字を変えた時の記念に購入したデュオフォールド(→参考記事)以降、はじめて購入した筆記具だったりします。
このエアプレスなんだけれど、先日、屋外で使用していたときに、妙に書き味が悪い。インクがかすれてしまい、まともな筆記ができなくなってしまったんだわ。
おそらく、気温が下がりすぎていて、インクが固くなってしまったんだろうと考えた私は、トンボ鉛筆に、このボールペンリフィルが、どの程度の外気を想定して作られているのか問い合わせてみたんだわ。

エアプレスを使用しております。

屋外で使用したところ、書き味が落ちているような感じがします。屋内での筆記には問題はありません。
気温が低い地域では、どうしても書き味は落ちるのでしょうか。また、書き味が落ちるのであれば、実際に筆記に最適である気温の目安をお教えください。


すると、次のような返答をいただいた。

㈱トンボ鉛筆 お客様相談室です。

中野和明 様
お問合せ、ありがとうございます。
ボールペンは低温下ですとインクの粘りが強くなり、筆記が重くなったり、線が薄くなったりすることがございます。
弊社では最適な温度は10度~30度程度と考えております。
もちろんその温度以外でも筆記は可能だと思いますが、条件によってはインクの出が悪くなることがあるかと思います。
以上、よろしくお願いいたします。


と、いうことは、だ。構造上、寒い時期は、エアプレスでの滑らかな筆記は期待できないってことが言えるってわけだ…ふみゅ。
もともと、このボールペンは、携帯電話などと一緒に持ち歩くガジェットのひとつとして選択しているわけだし、今まで様々な筆記を行ってきていて、とりたて何も問題はないと思ってはいるんだ。
唯一、寒いところでの筆記に関しては、インクフローが悪くなるという弱点があるけれど…となると、寒冷地での屋外での使用には向いていない、ということが言えるんだよなあ。
ちとこのあたり、トンボ鉛筆の技術力で何とかカバーできないかなあ…?

ちなみに。
エアプレスそのものは、利便性が非常に高いと考えているので、個人的はお勧めの筆記具だったりします。
ただ、前述のような、やむを得ない仕様というものがありますので、その点を理解した上での使用をお勧めしますです(`・ω・´)ゞ