うつ患者に余計なアドバイスをするな!
テーマ:随想・行動録・うつ病闘病記私がうつ病に苦しむようになる以前から、うつ病について、ある程度の知識を持っていたため、少なくとも、私は、他の方々よりも、症状は軽減されていると思います。
その証拠に、私の場合、自殺衝動や自傷衝動が無かったり、薬の過剰摂取を一切しなかったりしています。
つまりは、病状の改善のために、比較的安定した闘病生活を送っている、というわけですね。
私が服用している薬は現在2種類。当初は1種類だけでしたが、1ヶ月前に2種類に増え、おそらくは、今後も、時期をみて、服用する薬が増えていくと思います。
さて、うつ病で闘病する際に、気をつけなければならないことがあります。
それは、うつ病患者同士で連帯感を絶対に持ってはいけない、ということです。
これは、私が痛烈に感じていることなのですが、特に、「こんな薬を服用している」という話をすると、「その薬はだめだ、この薬を出してもらいなさい」とアドバイスを行う人がいるはずです。
しかし、そうした言葉に耳を貸してはいけません。
なぜならば、それは、医師が決めた処方箋を否定するということであり、ひいては、その医師を信頼していないという意思表示を医師に対して行うことになるからです。
確かに、処方してもらっている薬がどのようなものかを知ることは大切です。
しかし、病気に対して、患者は、素人です。よほどの医学知識が無ければ、治療法などを口出しする必要はありません。
うつ病に限らず、様々な疾患に関しては、医師と患者との、綿密な打ち合わせの元で行われます。が、他人がそういうアドバイスをしていると医師に伝えて、医師は、いい顔をすると思いますか?
医師のご機嫌を伺わなければならない、と、いっているわけではありません。付け焼き刃程度の知識の元でアドバイスを行うことが、どれだけ愚かなことか、今一度考えて欲しいのです。
自分ではこの方法が効いたから、他人でもこの方法が効くに違いない、と思っているのでしょうが、それこそ、とんでもない思い違い。場合によっては、その人の治療を大きく妨げることにもつながります。
もし、その人のことを本当に思いやっているのであれば、治療について、一切口出ししない。それがマナーです。
同じテーマ 「随想・行動録・うつ病闘病記」 の記事
- メインブログを変更します。 11月07日 13
- もすかう(目指せモスクワへ) 11月04日 3
- 新たにブログを開設。 11月03日 3
- もっと見る >>