2014年02月22日

日本酒を楽しむ会

/パンチャンとジョン@エキュート赤羽にてユッケジャン麺/麺や雄@王子にてえびだしらーめん/第8回日本酒を楽しむ会の都内開催版/

 朝はパンチャンとジョン@エキュート赤羽紹介のページ)、こんなところでご飯を食べているということは休日出勤と言うこと。
 IT業界をよく知らない人は、数時間、いや、1、2時間だけ休日に出勤するなんてあり得ないと考えているようだけど。

 って、朝の10時、立ち食いそばか舎厘しかないと諦めるほど若くない、韓国冷麺料理(製麺所は宮城だけど)があるじゃないか。
 カウンター5席のイートインに座り、店先のメニューで決めてきたラーメンをオーダー、私に対してだけかも知れないけど、イヤに事務的な接客にぞくぞくします。
 奥の席にはスマフォから目が話せない女性客一人、食事を食べながらもスマフォをチェックしなければならないなんて、忙しいんですね。

 程なくしてユッケジャン麺680円、白いしっかりした磁器製のドンブリに盛り付けられています。
 スープはハッキリ言って湯煎ですが、単に湯煎とは思えない美味しさ、スープ作りの技術が上がったのか、調理されている店員さんの腕が良いのか。

 細麺の冷麺は一本たりとも絡んでおらず、本格的な韓国冷麺ほどの固さはなく、スープによく合います。
 トッピングはもやしに白髪ネギなど、スープに浸して頂きます。
 途中、卓上にあったカクテキをたっぷり冷麺に入れて頂きました。

 仕事は予定通りに進んで、夜の会の2時間前に終了、そそくさと向かいます。
 電車の経路を調べたら王子から南北線とのこと、なるほど、それじゃあ王子で一杯食べていくかな。
 あれこれ調べて麺や雄@王子ホームページ)、今月一杯は開店4周年記念で半ライスがサービスされます。
 東京のラーメンシーンを見るまでも無く、半ライスだけではなくライス、麺や野菜の増量が当たり前のように無料になっている時代。

 もちろん全ての店がそうではありませんけど、半ライスをサービスされて嬉しい、サービスされるから他店ではなくこの店に来る、お客さんはどのくらいいるのだろうか。
 店内に入ると暖かみのある雰囲気、L字のカウンター10席の店内、右隅に置かれた券売機で食券を買います。
 メニューはイチオシの海老出汁、醤油、そしてつけ麺、煮干しつけそば、トッピングは各種増量といった感じです。

 程なくしてえびだしらーめん700円、ちなみに正油は650円、つけ麺は750円。
 全体がエビエビしているわけではなくてエビ油を回し掛けているだけに感じるほど、スープ自体はかなり軽めに仕上げてあります。
 王子という土地柄ではこの軽めのスープが受けるのでしょう、地のお客さんの嗜好を大切にするお店は好きです。
 スープを良く持ち上げる細麺は浅草開化楼製麺とのことで、小麦の味がしっかりしていて海老出汁とも良く合います。

 チャーシューはトッピングする直前に炙ってあり、メンマ、白ねぎ、貝割れ大根。
 サービスで頂いた半ライス、卓上にはふりかけの類はなく、かといって別皿でチャーシューやメンマを頼む気も起きず、残ったスープに入れて美味しく頂きました。
 スルッと食べてしまってご馳走様、次回はもっと余裕を持ってきたい。

 第8回日本酒を楽しむ会の都内開催版、都内(地元以外)での開催は極力参加しないようにしているけど、そうもいかない事情があって。
 ネットでの公開を良しとしないお店、ネットを検索すれば何本かのブログとホットペッパーなどの求人情報がヒットします。
 ちょっと変わった店名は、以前に出していた屋号に続くのが由来とか。

 主催者さんの地元で開催される時は、夕方からの開催であっても「その日は他の用事を入れない」感じで、開始時間前には全員が揃ってしまうことも多いのですが、都内開催だとそうもいかない感じ。
 とは言え私が遅れるわけにはいかない、無事、カウンター席に時間前に座りました。
 一品目は牡蠣と春菊のムース、ムースには塩辛が合わせてあって、この口の中で牡蠣と春菊と塩辛の味が混ざり合うのが先付けとは思えない美味しさ。

 日本酒は8種類、仕込み水は2種類、日本酒の飲み比べだけではなく仕込み水の飲み比べも出来ます。

 先ずは仕込み水で唇を濡らすところから、続けて天明「ちょいリッチシリーズ夢の香47」純米大吟醸無濾過原酒24BYから。

 辺りの空気が一変するほど香りの豊かな日本酒で、飲んで楽しみ、香りで楽しめます。

 奈良漬け冷奴。
 豆腐にはなんと黒胡椒、酔った勢いで掛けると掛け過ぎてしまいますが、掛けて出されれば適量、とても美味しい。

 お酒は百楽門に移りますが、今日は都内開催と言うこともあって量が少なめ、飲み終わってからの帰路が長いので助かります。
 レバーペーストフレンチトースト添え。
 とかく濃厚になりがちなレバーペーストですが、一手間も二手間も手を掛けて口当たりを柔らかくし、硬いフランスパン似合わせるところを敢えてフレンチトーストに合わせます。
 量が多いので一口でと言うわけにはいきませんけど、二口、三口で頂きます。

 天然ブリのカルパッチョ。
 後から振り返ってみたら、今回は魚の刺身料理が無く、一番近いのはこのカルパッチョでした。
 日本酒は優れた食中酒ですが、こうして料理と切り離して飲み比べするのも楽しいです。

 焼きチカとスズキの素揚げと野菜チップ。
 チカって食べたことがないお魚でしたが、生焼きではなく干し魚を焦げないように焼いた感じです。
 サツマイモの素揚げも美味しかったなぁ。

 味噌鶏ロースト。
 この辺りで一通り飲み回って残ったお酒の燗酒が回ってきました。
 個人的にはこんな綺麗な店内ではなく、場末の居酒屋で染みだらけの(元)白木テーブル、差しつ差されつが好みです。

 そんなこと言っても仕方ないと思いながら、熱燗、ぬる燗と飲み比べも楽しんだりして。

 アンチョビとオリーブとじゃこのお粥。
 〆はお米、今日はお粥、オリーブってオリーブの実を細かく砕いて合わせてあります。
 その後、残っていた日本酒を飲み干して解散、って、もう22時じゃないですか。
 明日も出勤なので会社近くに泊まろうとあれこれ探して,
 全く飲み足りないけど、1人で飲み直すわけにも行かず、就寝。

posted by ふらわ at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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