「このページには安全でないコンテンツが含まれています。」

問題

ユーザー名やパスワードなどの機密情報を求めるウェブサイトでは、通常、パソコンとの間で安全な接続を使用してコンテンツを送受信します。Google Chrome では、安全な接続を使用してサイトにアクセスする場合、ウェブページのコンテンツが安全に送信されたかどうかが検証されます。安全でないチャネルから送信された特定のタイプのコンテンツをページ上で検出した場合、Google Chrome は自動的にこのコンテンツの読み込みをブロックし、アドレスバーに盾アイコン Insecure content shield icon を表示します。このようなコンテンツをブロックし、考えられるセキュリティの抜け穴を解消することで、ページ上の個人情報が悪意あるユーザーの手に渡らないようにします。

このアラートが表示されたときの対処方法

Chrome が安全でないコンテンツをブロックすると、ページの一部が表示されない場合があります。特にページが正しく表示されない場合は、サイトが適切に保護されていないことをウェブサイトのオーナーに知らせることをおすすめします。

おすすめはできませんが、[読み込む] をクリックしてアラートを無視することもできます。この場合、Chrome はページを更新して、安全でないコンテンツを含むページ内のコンテンツを読み込みます。アドレスバーの URL には、このページが完全には安全でないことを示す 線の引かれた https が表示されます。

高度なヒント

  • [設定] ページでは、すべてのサイトに対して、JavaScript や画像のような特定のタイプのウェブ コンテンツをブロックするよう選択できます。ウェブ コンテンツの設定を管理する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
  • おすすめはできませんが、安全でないコンテンツを Chrome で検証しないようにする場合は、コマンドライン フラグ「--allow-running-insecure-content」を使用することもできます。コマンドライン フラグの追加方法について詳しくは、Chromium サイト（英語のみ）をご覧ください。
  • ウェブ デベロッパーは、Chrome メニューから [ツール] > [JavaScript コンソール] を選択すると、自分のサイトで見つかった安全でないスクリプトを確認できます。完成度の低い拡張機能や安全でない CSS/Flash が問題の原因になっている場合もあります。