倉本昌弘氏を新会長に選出　日本プロゴルフ協会

　公益社団法人の日本プロゴルフ協会（ＰＧＡ）は２４日、東京都内で総会と理事会を開き、新会長にツアー通算３０勝の実績を持つ倉本昌弘氏（５８）を選んだ。ＰＧＡは昨年、幹部と暴力団との交際が発覚。問題の責任をとって昨年末に森静雄前会長（６０）、理事を含む代議員が総辞職した。倉本氏も理事の一人だった。

　出直しの会長選には倉本氏と森前会長の２人が立候補。総会で代議員による投票が行われ、その後の理事会で倉本氏を正式に選任した。

　広島県出身の倉本氏は日大で日本学生選手権を４連覇。アマチュアだった１９８０年にツアー大会の中四国オープンで勝つなど若いころから注目を浴びた。