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「トラップ一家」の次女 99歳で死去2月23日 21時53分
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世界的な人気を集めた映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなった一家のうち、唯一存命だった次女、マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさんが、アメリカの自宅で亡くなりました。
99歳でした。
マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさんは、1965年に公開された映画「サウンド・オブミュージック」のモデルとなったトラップ大佐の次女で、一家の7人きょうだいの中で唯一存命し、アメリカで暮らしていました。
アメリカの複数のメディアによりますと、マリアさんは18日、北東部バーモント州の自宅で亡くなったということで、22日、義理の弟が明らかにしたということです。
マリアさんは、第1次世界大戦が開戦した1914年に現在のオーストリアで生まれ、バイオリンやピアノを演奏する両親の影響で、幼い頃から音楽に親しみました。
ナチス・ドイツに併合された1938年、家族と共にオーストリアを離れますが、その後ヨーロッパやアメリカを渡り歩き、1956年までトラップ一家で作る合唱団のメンバーとして活動しました。
歌の力と家族の絆で苦難の時代を乗り越えたトラップ一家の物語は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルにもなるなど、大きな反響を呼び、映画は今も多くの人に愛されています。
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