マウント・ゴックスCEO、ビットコイン財団の理事を辞任
2月24日(ブルームバーグ):東京が本拠のビットコイン取引所マウント・ゴックスのマーク・カーペレス最高経営責任者(CEO)は、仮想通貨の利用促進団「ビットコイン財団」の理事を辞任した。
財団のエグゼクティブ・ディレクター、ジョン・マトニス氏がウェブサイトで明らかにした。マウント・ゴックスがビットコインの送金を停止した後、同取引所でのビットコインの価格は急落している。
マウント・ゴックスは今月初旬、技術的不具合を理由に取引を停止していた。ビットコイン財団の主任科学者のギャビン・アンドリーセン氏は10日、マウント・ゴックスを批判し、不具合を自力で修復できるはずだと指摘した。
マウント・ゴックスのウェブサイトによると、同取引所でのビットコイン価格は24日、一時151ドルまで下落。前日遅くは290ドルだった。ロンドンを拠点とする取引所ビットスタンプでの価格は560ドル。
マウント・ゴックスの親会社、ティバンへの電話と電子メールに対して応答はない。
原題:Mt.Gox CEO Resigns From Bitcoin Group After HaltingWithdrawals(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 油井望奈美 myui1@bloomberg.net
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更新日時: 2014/02/24 17:02 JSTニュース一覧
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