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フィギュアスケート女子で6位入賞した浅田真央(23)=中京大=が22日(日本時間23日未明)、会場のアイスベルク・パレスで行われたエキシビションで取材に応じ、「バンクーバーとソチ、2つ合わせて最高の五輪だった」と完全燃焼を強調した。現役最後の試合となる可能性がある世界選手権(3月26~30日、さいたまスーパーアリーナ)で4季ぶり3度目の優勝を目指し、「1日1日を楽しみたい」と笑顔で再スタートを切る。
集大成の五輪を真央スマイルで締めた。熱戦を終えた選手が華やかな演技で楽しませるエキシビション。真央は金色のドレスに身を包み、喜劇王チャプリンの名曲「スマイル」「この素晴らしき世界」に乗せて舞った。
「くじけそうな時、辛い時があっても、笑顔って素晴らしいんだよということを伝えたかった」。ジャンプは最初に跳んだ3回転ループで着氷が乱れたが、3回転フリップ、2回転半を成功。高橋とのペアでダンスも披露し、笑顔全開でソチのリンクを降りた。
五輪最後の滑りを終えて、真央は穏やかな笑顔で振り返った。「バンクーバーとソチを経験して、2つ合わせて私の中での最高の五輪だったと思います」。10年バンクーバー五輪は計3回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたが、フリーのミスで銀メダル。ソチはSP16位に沈んだものの、フリーでは全6種類で計8回の3回転ジャンプを組み込む構成を滑りきった。「フリーは人生の中で最高の演技ができた」と胸を張った。
苦手なサルコー、ルッツを含めた全6種類のジャンプを試合で跳べるようになったのは、佐藤信夫コーチ(72)と取り組んできた4年間の成果だ。恩師と戦ってきた五輪シーズンも、残り1か月。真央は「来季どうなるか分からないけど、もし休むとなったり、(引退して)やらないとしたら、世界選手権までしかないのかと思うと寂しい気持ちはある」と打ち明けた。
今季最終戦の世界選手権には金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワ(17)らロシア勢も参加。再戦ムードは高まるが、真央は「最終目標を達成できたので、いま特に何をしたいというのはない。世界選手権でもう1度、SPもフリーも、いい演技をそろえることが最大の目標」と語った。応援に感謝の気持ちを込めて、日本のファンに最高の舞を披露する。
(2014年2月24日06時05分 スポーツ報知)
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