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軍艦沈没追悼 トルコ大使献花2月23日 16時05分
120年余り前に和歌山県沖で沈没したトルコの軍艦の乗組員の追悼行事が、和歌山県串本町で行われ、トルコの駐日大使らが海に花を投げ入れ、祈りをささげました。
トルコの軍艦「エルトゥールル号」は、124年前に和歌山県串本町沖で沈没し、地元の人たちが献身的に乗組員の救助に当たったことは、トルコでは今なお広く知られています。
日本とトルコが国交を樹立してことしで90年になるのを記念して23日、串本町で乗組員の追悼行事が行われ、トルコのセルダル・クルチ駐日大使らが出席して、慰霊碑に花を手向けました。
このあと、一行は漁船に乗って軍艦が沈没したとされる現場付近に出て、花を投げ入れて祈りをささげていました。
クルチ駐日大使は「エルトゥールル号の乗組員たちは、両国友好の礎を作ってくれた永遠の親善大使だ。われわれの任務は友好関係をはぐくみ強固にすることだ」と話していました。
また、串本町の田嶋勝正町長は「日本とトルコの絆を後世に残していきたい」と話していました。
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