日本経済新聞

2月24日(月曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

エンタウオッチング

満員御礼でプレーできず 勢い止まらぬ「艦これ」人気
日経エンタテインメント!

(1/2ページ)
2014/2/24 6:30
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 「艦隊これくしょん ‐艦これ‐(以下、艦これ)」は、2013年4月にパソコン(PC)で楽しむ基本無料、アイテム課金型のゲームとしてDMM.comが配信サービスを始めた。開始当初は、駆逐艦や軽巡洋艦などを美少女に擬人化した「艦娘(かんむす)」のキャラクター人気で話題となった。

「艦これ」のイメージビジュアルとして、昭和の特撮映画をほうふつとさせる、ポスター風の画像がいくつか存在する。「艦娘(かんむす)」のイラストレーターは複数いるが、キーイラストレーターであるしばふ氏が描く、どこかレトロ風のポスターが「艦娘」とマッチした世界観を演出する

「艦これ」のイメージビジュアルとして、昭和の特撮映画をほうふつとさせる、ポスター風の画像がいくつか存在する。「艦娘(かんむす)」のイラストレーターは複数いるが、キーイラストレーターであるしばふ氏が描く、どこかレトロ風のポスターが「艦娘」とマッチした世界観を演出する

■人気の理由は「艦娘」たちの魅力と奥深いゲーム性

画像の拡大

 サービス開始直後の2013年6月にはサーバーが満員状態となり、新規登録を一時停止するほどの大ブレークに。同年7月に登録を再開するころには、次々と追加される「艦娘」たちの魅力だけではなく、お金を払わなくても長時間楽しめるゲームバランスに加え、多数のパラメーター(爆装、火力、速力などの値)に基づいたリアルな戦闘がミリタリーファンやコアゲーマーにも認められ、さらに人気は右肩上がりとなった。

 時間をかけて育てた「艦娘」が、敵との戦闘で耐久力がゼロになると「轟沈(ごうちん)」となる。お別れのセリフを残して二度と復活しないというシビアな設定が、プレーヤーの感情移入を高める。従来のソーシャルゲームであれば、課金により撃沈された「艦娘」を復活できるようにするのが当たり前。しかし、あえてそうしないのが、開発を手がける角川ゲームスの手腕の妙だ。さらにライトノベル、コミック、ファンブックと、角川グループの総力を挙げた急ピッチなメディアミックス展開によって、ゲームの枠を超えた人気コンテンツに育て上げることに成功した。

出撃、編成、補給、改装、入渠、工廠という6つのコマンドを使いこなし、強力な艦隊を編成していく。空母には艦載機を搭載可能など、ミリタリーファンもうなるこだわりの内容

出撃、編成、補給、改装、入渠、工廠という6つのコマンドを使いこなし、強力な艦隊を編成していく。空母には艦載機を搭載可能など、ミリタリーファンもうなるこだわりの内容

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

艦隊これくしょん、ゲーム、アニメ、初音ミク

楽しいゲーム、ただし遊びすぎはよくない

日経BPの関連記事

【PR】

【PR】

エンタウオッチング 一覧

「艦これ」のイメージビジュアルとして、昭和の特撮映画をほうふつとさせる、ポスター風の画像がいくつか存在する。「艦娘(かんむす)」のイラストレーターは複数いるが、キーイラストレーターであるしばふ氏が描く、どこかレトロ風のポスターが「艦娘」とマッチした世界観を演出する

(日経エンタテインメント!)

満員御礼でプレーできず 勢い止まらぬ「艦これ」人気

 「艦隊これくしょん ‐艦これ‐(以下、艦これ)」は、2013年4月にパソコン(PC)で楽しむ基本無料、アイテム課金型のゲームとしてDMM.comが配信サービスを始めた。開始当初は、駆逐艦や軽巡洋艦な…続き (2/24)

東出昌大(ひがしで・まさひろ)。1988年2月1日生まれ。埼玉県出身。『メンズノンノ』専属モデルを経て、2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。14年は初主演映画『クローズEXPLODE』が公開(写真 小林ばく、スタイリスト 檜垣健太郎:little friends、ヘアメイク 遠山美和子:THYMON Inc.)

(日経エンタテインメント!)

14年ヒット当確俳優 東出昌大、土屋太鳳インタビュー

 エンターテインメント業界内では既に常識かもしれないが、2014年にさらなる飛躍のポイントが見えており、より幅広い層へ知名度を高めていくに違いない「ヒット当確銘柄」を日経エンタテインメント!が厳選した…続き (2/17)

(日経エンタテインメント!)

郷愁再燃 「あまちゃん」以降、拡大続く80年代ブーム

 2013年に大ヒットしたNHKの朝ドラ「あまちゃん」がきっかけとなり、にわかに巻き起こった「80’s(80年代)ブーム」。当時のアイドルが集まったバラエティー、往年の名作をまとめたコンピレーション盤…続き (2/10)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

映画館検索

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について