ソチ五輪で、日本は国外開催の冬季五輪としては最多の8個のメダルを獲得した。なかでも目立ったのが、10代の活躍だ。15歳の平野歩夢(あゆむ)が銀、18歳の平岡卓(たく)が銅、19歳の羽生結弦(はにゅうゆづる)が金。若くして大舞台で活躍できたのはなぜなのか。

 ■プロ契約、海外で強豪と競い合う

 1992年バルセロナ五輪の女子平泳ぎで、14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子さん(35)は「私の時とは全然違う」と話す。