CAMERA LIFE

一茶とマルと、カメラのはなし

アメリカ・ミシガン州発信! 息子・一茶(いっさ)と柴犬・マル、ふたりあわせて「お茶丸」。兄弟みたいに育ったふたりの写真と共に、撮影時のコツやカメラにまつわる話をお届けします。

2013.10.9

ハロウィンディスプレイ、お見せします!

By ジョンソン祥子(さちこ)

 

 (F4.0, ISO 800)

 

エル・オンライン読者のみなさま、こんにちは。

今月末は、ハロウィンですね。

こちらのお店のディスプレイや街並みは、ハロウィン一色です。

今日はブログ「Maru in Michigan」で好評だった、

我が家のテーブルディスプレイをご紹介しますね。

 

  (F2.8, ISO 1600)

 

今年のテーマは「スタイリッシュな墓場」(笑)。

かぼちゃやかわいいおばけ等の、ポップなイメージの強いハロウィンですが、

本来は「悪魔よけの儀式」なので、

こちらは恐ろしい飾りつけをする家庭が多いんです。

 

(F2.8, ISO 1600)

 

まずは雑誌を見ながら、大体の飾りつけのイメージを決めます。

「そのまんま」のディスプレイは、技術・金銭面で無理なので、

参考にするのは、カラーの組み合わせとテーマ程度。

ここで「ハロウィン」というカテゴリーを更に一段階掘り下げ、

小さいテーマを1つ決めます(今回は「墓場」)。

そうすることで「好みのものは何でもかんでも」にならず、

飾り付けに統一感が出るのです。

 

 (F4.0, ISO 1600)

 

テーマが決まったら、近所のスーパーへGO!

ピンとくるものを無心でカゴに入れていきます(←ストレス解消)。

でも1つがせいぜい2、3ドルなので、大した合計額にはなりません。

日本だったら、300均なんかにいいものがありそうですよね。

 

(F4.0, ISO 800)

 

中心になっているカボチャは、実は厚紙製。

モノトーン風に仕上げたかったので、シルバーのスプレーペイントを購入し、

自宅でシューっと色付けしました。

ちなみに全体を塗り終える前にペイントが切れたので、

底面は素材のままです(雑)。

 

(F2.8, ISO 1600)

 

ディスプレイの印象をガラっと変えられるのが、

センターに敷く「テーブルランナー」。

季節限定のディスプレイは、なるべく遊び心を大切にしたいので、

こちらもスーパーで、手頃なものを探しました。

3ドルだったので、たとえ今年限りでも悔いなしです!

 

 (F4.0, ISO 1600) 

 

全体を飾った後、バランス的に何か背の高いものが欲しかったので、

去年クリスマス用に購入した枝の束(IKEA)を置いてみました。

花瓶は普段も使用するもので、コウモリのおもちゃを貼っただけです。

プレーンなものをいくつか揃えて使い回し、小物で季節感を出す、

これって服のコーディネートの極意と同じかもしれませんね。

 

 (F2.8, ISO 3200)

 

こんな感じで仕上がった、我が家のダイニングテーブル。

坊や(人間)がいたずらするので、色々なところに飾りが散らばっております。

早くハロウィン終わらないかな(笑)。

 

 

ちなみに、今日の撮影で気をつけたのは「F値」。

詳細をお見せしたかったので、普段より高め(大きい数字)に設定しました。

下は同じシチュエーションで、F値のみを変えて撮影した例。

 

   

F2.8                                        F 10

 

は奥がぼやけて見えませんが、

は何が置いてあるのかハッキリ見えますよね。

どちらが正解というのはないのですが、全体像を伝えるのには

高い値の方が適しているように思います。

 

  

F2.8                                     F 10

 

一眼レフ初心者の方も AUTO任せにしないで、状況に応じてこの値を調節すると、

表現の幅がぐんと広がって、カメラが楽しくなりますよ!

 

 それでは今日はこの辺で。

また来週水曜の更新で、お会いしましょう♪

 

 

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