アメリカ・ミシガン州発信! 息子・一茶(いっさ)と柴犬・マル、ふたりあわせて「お茶丸」。兄弟みたいに育ったふたりの写真と共に、撮影時のコツやカメラにまつわる話をお届けします。
(F2.8, ISO 3200)
エル・オンライン読者のみなさま、こんにちは。
今日は、ブログ「Maru in Michigan」の読者の方から
twitter経由で頂いた、撮影に関するご質問にお答えしますね。
夜の光が少ないところでの撮影は、
どんな設定にしていますか?
(F2.8, ISO 3200)
まず暗いところでは、写真を撮らないことにしています。(答えになってない)
自然光の下が、やはり一番綺麗に撮れるからです。
でもどうしても撮りたいシチュエーションがあったらどうするか。
ポイントの1つ目は、フラッシュは絶対使わないこと。
内蔵のフラッシュでは、絶対に綺麗な写真は撮れません。
(F2.8, ISO 3200)
次にF値をできるだけ、低い数字に設定(絞りを開放に)すること。
この数値を変更するには、カメラを「絞り優先モード」
(「AV」とか「A」)にする必要があります。
F値が低くなる程沢山の光を取り込めるので、写真が明るくなるんですね。
同時にシャッタースピードも速くなるので、写真がブレにくくなります。
ちなみに写真は、全て「F2.8」(私のレンズの許す最小値で)で撮影しました。
(F2.8, ISO 3200)
最後に気をつけたいのは、ISO感度を高くすること。
ただISOを高くすると写真が明るくなり、手振れもしにくくなるのですが、
「画質が荒くなる」という欠点があります。
ちなみに私が「3200」を使用しているのは、例によって
被写体が動き予測が不可能な犬・子だから。
ムーディーなレストランで記念撮影、なんていうシチュエーションなら、
そこまで高くなくてもいいかもしれません。
撮影に適した最高値を見つけるのが重要ですね。
撮影に関してこんなことが知りたい、というご質問がありましたら、
よろしければtwitter経由(https://twitter.com/shibanomaru)で
お知らせくださいね!
(おまけ)
(F2.8, ISO 800)
最近購入した壁掛け刺繍アート。
Kstudio(https://www.kstudiohome.com/shop/)の作品です。
泣いているのは私、
それをやさしく見守っているのは愛犬・マル。
既製品ですが、見た瞬間自分と重なりました。
5月に出版した写真集「ことばはいらない」のあとがきのイメージです。
(わかる方のみですみません)
(F4.0, ISO 1600)
合わせてマグカップも購入。
「雨の日も、晴れの日も愛犬と一緒」が嬉しい♪
(次回の更新は、来週水曜日を予定しています)
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(ゆるいカメラ講座)
これから日没が早くなるので、写真が撮りにくくなります。
だから冬は嫌い・・・。
ジョンソン祥子(さちこ)
アメリカ人男性との国際結婚を機に渡米。在米9年目。夫、息子の一茶(2歳)、柴犬・マルとの暮らしを綴ったブログ「Maru in Michigan」を執筆中。
著書:「ことばはいらない」「ぼくのともだち」(共に新潮社)