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JRが謝罪「復旧に相当時間」
2月23日 7時34分

JRが謝罪「復旧に相当時間」

川崎市のJR川崎駅の構内で、回送電車と作業用の車両が衝突して回送電車の1両目と2両目が脱線・横転し、乗務員2人が軽いけがをした事故で、JR東日本横浜支社は午前5時半から記者会見し謝罪しました。

横浜市西区にあるJR東日本横浜支社で開かれた記者会見には、土沢壇総務部長が出席しました。
この中で土沢部長は「お客様にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」と謝罪しました。
そして、事故の状況について「午前1時11分ごろ、川崎駅の改良工事のため駅の構内に止まっていた工事用の車両に蒲田行きの10両編成の回送電車が衝突し、1両目が脱線・横転、2両目が脱線した。いずれも1両目に乗っていた34歳の運転士と25歳の車掌が、打撲程度のけがをして病院に搬送された。回送電車の運行はダイヤどおりだった」と説明しました。
また、復旧の見通しについては、「国の運輸安全委員会から事故原因の調査のため現場を維持する保全命令が出されていて、相当時間がかかるが、早期復旧を目指したい」と述べました。
土沢部長によりますと、川崎駅の改良工事は京浜東北線を午前1時13分から午前4時半まで閉鎖して行うことになっていて、この間、工事を請け負っている会社の責任者が、信号機を赤にするなどして、電車が進入しないようにすることになっていたということです。
事故は、この時間帯より前に作業用の車両が線路に進入していたため、起きたとみられるということで、JRは復旧を急ぐとともに事故の原因を調べています。

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