過去最多動員１万３０００人熱狂　乃木坂４６デビュー２周年ライブ

　ＡＫＢ４８の公式ライバルグループ「乃木坂４６」が２２日、横浜市の横浜アリーナでデビュー２周年記念バースデーライブを開催した。

　過去最多の１万３０００人を動員。チケットは発売５分で売り切れの人気ぶり。会場全体が見渡せる円形のセンターステージで、メンバー４３人はデビュー曲「ぐるぐるカーテン」から７枚目の「バレッタ」まで、カップリング曲を含む全４２曲をリリース順に披露し、約４時間にわたる過去最長のライブとなった。

　「乃木坂４６、２歳になりましたー！！」。この日、キャプテンの桜井玲香（１９）は元気いっぱいにシャウトした。

　目まぐるしくグループが成長したこの１年。昨春には２期生が加入。センターポジションを守り続けた生駒里奈（１８）に代わり、６枚目シングル「ガールズルール」では白石麻衣（２１）が初センターに。７枚目「バレッタ」では２期生の堀未央奈（１７）が大抜てきされた。初の全国ツアーも開催し、昨年１２月には単独初の日本武道館公演が実現。

　橋本奈々未（２１）は「２年前の私たちには“横アリ”（の客席）を埋めるなんて想像できなかった。本当に感無量」と喜びをかみしめた。

　この日のアンコールでは、オリジナル舞台「１６人のプリンシパルｔｒｏｉｓ（トロワ）」を、今年も５月３０日から６月１５日まで東京・赤坂ＡＣＴシアターで上演すると発表。３年連続の上演で、各公演ごとに、全キャストが出演する第１幕後に観客が人気投票し、上位１６人が第２幕に出演できる−という厳しいサバイバル要素が含まれる。

　桜井が「毎回得るものは大きいよね」と言うと、生駒も「強い心が持てるようになって、最近泣かなくなった！！」と笑っていた。

　西野七瀬（１９）が初のセンターを務める新曲（４月２日発売）のタイトルが、「気づいたら片想い」に決まったことも発表された。