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【プロ野球】森がローテぐいっ2014年2月23日 紙面から ◇楽天7−4ヤクルト
楽天の2年目左腕、森が今季初のオープン戦となるヤクルト戦に先発し、2イニングを1失点。制球難もあったが、他球団のスコアラーからは「先発ローテ当確」の声が飛んだ。 登板後は反省ばかりが口を突いた。「先頭打者に安打されて、少し消極的になった」。与えた四球は3つ。速球は最速146キロをマークしたが、4安打を許した。1失点で踏みとどまったものの、課題ははっきりと見えた。 「制球も良くなかったし、全然、満足はしていません。甘ければ打たれるし、2軍では振ってくれていたスライダーにもバットが止まった」。プロの厳しさがギッシリと詰まった47球を険しい表情で振り返った。 ただ、ネット裏で見守った偵察部隊は、森を『要注意リスト』に加えた。ソフトバンクの高島スコアラーは「ストライクゾーンで勝負できるようになれば、先発ローテに入る」と警戒し、交流戦で対戦する可能性のあるDeNAの斉藤スコアラーも「それぞれの球種が一級品」と評した。 将来は松井裕(桐光学園)との二枚看板と期待する星野監督は、取材陣から「今後が楽しみになる内容だったか」と聞かれ「その通り!」。次回は、3月1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発予定。昨年のドラフト1位左腕が開幕ローテに向け、まずは最初の扉を開けた。 (井上学) PR情報
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