【〈注意〉このエントリーには刺激的な表現・画像が含まれています】
大都会、トーキョー・・・
まだ雪が残る寒空の下、冴えない女子大生二人が渋谷のど真ん中に・・・
・・・いた。
図の左側が暇な女子大生、右は大学のお友達、みどりちゃんである
千葉県民であるみどりちゃんは、船橋市の非公認ゆるキャラ、ふなっしーと、千葉が生んだ超アルファブロガー、ARuFaさんの大ファンである。
みどりちゃん「ねえ、暇女が書いてたあの記事(http://joshi-daisei.hatenablog.com/entry/2014/02/02/232818)に出てた『アルファさん』て、もしかしてあの『アルファさん』・・・!?」
↑あのアルファさん
暇「そうだよ。アルファブロガーのARuFaさんだよ」
み「うほぅっっっ!!!!!」
今まで見たことないくらいの大興奮だ。
ARuFaさんはみどりちゃんの推しメンなのである。
み「あ、暇女ももちろん推しメンだよ!」
みどりちゃんがいつも私を応援してくれていることは分かっているのだが、 問題は私がみどりちゃんの推しメンの中でもどの位置にいるかということだ。
推しメン↓
イチ推し⇒一番推してるメンバー
神推し⇒イチ推しを上回る、ものすごく推してるメンバー
二推し⇒二番目に推してるメンバー
みどりちゃん、私を神推ししてくれ~!!!
さてそんな二人が今宵集ったのは、渋谷駅近くの、とあるディープなスポットへ馳せ参ずるためである。
バイブバー“WILD ONE”
知る人ぞ知る、渋谷の「ワイルドワン」はバイブ(大人の女性が使う性的なオモチャ)を300本以上も取り揃えているという前代未聞のバーなのだ
店に入るにはこのインターフォンを押して、店員さんに「女性客」または「カップル」と認められなければならない
私たちはインターフォンを前にして「二人とも男だって思われたらどうする?」とモジモジしたが思い切ってボタンを押した。
↑「渋谷 バイブバー」というキーワードが似合わないふたり
「はい、少々お待ちください」 という女性の声が聞こえたので、私たちは(もしくはどちらか一方は)女性と認められたみたいだ。
扉が開き、我々は中へ通された。
ワイルドワンはどうやら玄関で靴を脱ぐシステムらしい。
脱いだ靴を靴袋へ入れて奥へ進むと、エキゾチックでエキセントリックな世界がウブな女子大生たちを迎え入れた。
“What a wonderful world.....!!!!!”
女子大生たちは息をのんだ。
「これぞまさに桃源郷!」
「痴女たちの理想郷!」
「淑女にとってのユートピア!」
「ルサンチマン!」
「ホモフォビアック!」
「ソトニコワ!」
「リプニツカヤ!」
「ラジオノワ!」
あまりに興奮しすぎて、意味の分からないカタカナ語を並べるに止まらずロシアの実力派スケーターの名前を叫んでしまった。
せっかくなので私たちはカウンター席に座り、目の前の大量のバイブたちを眺めることにした。
↑ちなみにイスはスケベ椅子(後ろから隙間に手を入れて男性の●●を●●するイスのこと)。
Oops! カウンターにこんなエロチックなカードが
私たちはとりあえずお酒を頼んだ。お酒の名前もエロチックなものがたくさんあった(具体的な名前は失念)
最新のものや、まだ発売されていないバイブなども見せてもらえた。
ジャパニーズクオリティ。「おもてなしバイブ」
オナホールで有名なTENGAの会社が出している、女性用バイブ「iroha」
ちなみにバイブの挿入部分や、直接女性器に触れる部分を扱うときはビニールの手袋をしなければならない(お店の人にもらえる)。
実際にバイブを使用することは禁じられている(残念)が、電源を入れてバイブを動かすことはOK。
「こんなに大きいの、入れられる女性いるの!?」
店内備え付けの仮面を装着すれば、顔バレの不安もない。「知り合いにあったらどうしよう」という心配もゴム用
↑仮面をつけ、バイブとお酒を持ってにっこりするみどりちゃん。もはや引き返せないところまで来てしまった感がある。
これだけ異様な空気に包まれれば、普段は口に出せないあんなことやそんなことも話せてしまう。我々はがっつり下(しも)の話をした。
「みどりちゃんってさ・・・あの・・・まだ、その・・・男性経験的なものはないんだよね?」
私はみどりちゃんから「彼氏が出来た」という話を聞いたことがなかったため、思い切って「まだ処女?」ということをやんわりとしたタッチに言い換えて質問した。
「・・・なくはない」
なくはない・・・!!!!!!
え、どういうこと!
「実は・・・一年前・・・」
みどりちゃんは語りだした。一年前ヨーロッパを旅行中、宿泊先のホテルにいた●●●●人と思いのほか意気投合してしまい、その夜にヤッちゃったらしい。
ゆ、ゆきずりワンナイトラブ・・・!!
私は友達の衝撃的すぎる告白に恐れをなし、目の前にあったバイブを「超高速」設定にしてブインブイン回してみた。激しく暴れまわるバイブを見つめながら私はしかし未だに現実を受け入れられないでいた。
暇「私の初めてはね・・・」
私もみどりちゃんに負けじと自分の処女喪失話を繰り広げた。
「産婦人科の先生の指で処女喪失したよ」というカミングアウトはしかしみどりちゃんのそれに比べると若干パンチが足りなく感じ、口惜しかった。
お店のお姉さんはとってもバイブに詳しくて、色々とご指導賜った。
↑おねいさんにバイブ指導してもらうみどりちゃん
みどりちゃんはバイブを実際に触るのがこの日初めてだったので、使い方やおすすめのバイブなど教えてもらっていた。ちなみに暇な女子大生は今までにバイブを2本所持していたが、いずれも壊れたので燃えないゴミの日に捨てた。
「『今まで大人のオモチャなんか触れたことも見たこともないという女性にも気軽にバイブを楽しんでもらえるように』とのコンセプトでこのお店はオープンした」とお姉さんは語る
この日お客さんは私たちのほかに、女性(こちらも大学生くらい)の二人組、不倫していると思われる(2人の会話の内容から不倫と感じた)カップルがいた。
「男性のみの入店は禁止」だが、グループ内に女性が一人でもいれば入店出来る、というわけでもない。グループ内の女性の割合が男性より多い場合のみOKなのだという。
つまり男5人、女2人だと店に入れないが、女5人、男2人ならばOK。
お店はそんなに広くない(「貸し切りの場合16名まで」との記載あり)ので、大人数でワイワイ遊びに行くというよりも2,3人でしっぽり・・・が店の雰囲気的にも合っているように思う
↓女子トイレはこんな感じ
モザイク処理を施したが、そのせいでより一層エロい絵面になってしまった感は否めない。
流すときのレバーがこちら
男性用トイレには女性の裸体が
先ほどからバイブを購入するかハイパー悩んでいるみどりちゃん。
「買っちゃいなよ・・・」とみどりちゃんの耳元でささやき続ける暇な女子大生。
※ちなみにバーでお酒を飲むと通常のお値段から30%オフでバイブが買えるよ!
「じゃあ・・・これ・・・ください」
バーの異様な雰囲気と暇な女子大生の悪魔のささやきに押され、生まれて初めてバイブを購入するみどりちゃん。
み「あたし・・・・何やってんだろ・・・・」
暇「バイブを買っているんだよ。みどりちゃん。」
み「ああ・・・どうしよう・・・今からこれをバッグに入れて持って帰るんだ・・・ああ・・あたし、何やってんだろう・・・」
暇「バイブを買っているんだよ、みどりちゃん」
(このやり取り数回続く)
ちなみにみどりちゃんの購入したバイブは
「鉄人開発シリーズ バイブ・カリーナ」というシロモノ。
↑こちら。
ク●●リスを刺激する用に付いているクマがとっても可愛らしい。
我々はワイルドワンHPに載っているクーポンを提示して、お土産のコンドームをもらって帰った。(使う予定ナシ)
玄関からフロアへの出入り口は女性器の形を模している
「生きとし生ける全てのものは女性器よりいでて、やがて女性器へ帰ってくるのだ」というメタファーにちがいない(適当)
数日後、みどりちゃんからバイブを使用した感想が届いた↓
↑女子大生ふたりの生々しいやり取りがこれだ。
今回はバイブ選びに失敗してしまったかもしれない・・・しかし良いバイブに再び巡り合える日は来るだろう。がんばれみどりちゃん。
写真とエピソードの掲載を快諾してくれたみどりちゃん、女子大生たちの戯れに付き合ってくれたお姉さん、ありがとうございました。