キム・ヨナのファンクラブで構成されたDCインサイドの「キム・ヨナ・ギャラリー」でも、一方的な判定をめぐって議論が交わされた。「無知は黙れ」というハンドル名のユーザーは「キム・ヨナは銀メダルを取ったのに、ロシアが審判を買収したというのは、どこのイヌの論理だ。(キム・ヨナは)金メダルを借りてきたのか。誰が見ても、ソトニコワの方がよかった」と書き込んだ。
「指摘者」というハンドル名のユーザーは「ランキング28位のキム・ヨナが負けるしかなかった理由」と題する書き込みで「『ヨンクィ』は、反論したいのならちゃんとしろ。キム・ヨナはうまくまとめたから点数が高い、と思ったら駄目だ。ロシア選手のジャンプの難易度はキム・ヨナより高く、回転のレベルも高かった」と主張した。「ヨンクィ」とは、「キム・ヨナ」と「パクィボルレ(韓国語でゴキブリの意)」の合成語で、キム・ヨナのファンクラブを卑下する言い方だ。
ニューヨーク・タイムズ紙は「キム・ヨナは、穏やかで官能的なタンゴの演技を披露したが、ソトニコワが試みたダブルアクセル-トリプルトゥループのコンビネーションジャンプは試みなかった。キム・ヨナのステップシークエンスとレイバックスピンも、最高点を取れなかった」と分析した。
USAトゥデイ紙も、キム・ヨナが銀メダルを取ったことについて「議論にはなるかもしれないが、『盗み』ではない。ソトニコワはキム・ヨナよりも難しい技術を駆使した」と記した。ソトニコワは3回転ジャンプを7回跳び、そのうち5回は2連続のコンビネーションジャンプだった。しかしキム・ヨナはジャンプ6回、コンビネーションジャンプ3回にすぎなかった。同紙の記者は「判定で負けた方はいつもいろいろと言う。五輪のフィギュアとはそういうもの」という言葉で記事を締めくくった。