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    キマイラ

    再掲:キマイラ鬼骨変 三章 白蓮庵 4(1)


       4

     鬼道館に、三〇人ほどの人間が集まっていた。
     約二〇人が、二年生、三年生の部員だ。
     そして、一〇人ほどが、まだ部員になっていない新入生だった。
     鬼道館は、床が畳の部分と、板張りの部分とに分かれていた。
     畳の部分を使っているのが柔道部で、板張りの部分を使っているのが、剣道部と空手部であった。
     その時、鬼道館を使用しているのは、空手部だけであった。
     菊地は、灰島と並んで、正座をしていた。
     板の床に直接座している。
     新入生だけが、学生服で、二年、三年の学生は、空手衣を着ている。
     立っているのは、ひとりだけだ。
     後の人間、全ては座している。
     立っているのは、阿久津という男だ。
     さっき、自己紹介をしたので、菊地もその名がわかっている。
     空手部の主将だという。
     身体の大きな漢(おとこ)だった。
     身長、一八〇センチは楽に超えているであろう。
     体重も、百キロは充分超えているように見えた。山が、床から直接そびえているような肉体であった。
     空手の、デモンストレーションとして、形(かた)をやるらしい。
     確か、「アーナン」という形であると、言っていたのではなかったか。
     空手――沖縄の古流劉衛流(こりゅうりゅうえいりゅう)に伝えられてきた形であるが、そこまでは、菊地は知らない。阿久津も口にしていない。

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