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米ユダヤ系人権団体が強く非難
2月21日 18時24分

米ユダヤ系人権団体が強く非難
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東京都内の公立図書館で、所蔵する「アンネの日記」や関連する本のページが破られる被害が相次いでいることについて、アメリカのユダヤ系人権団体は20日、声明を発表し、「偏見と憎しみに染まった者の犯行だ」として強く非難しました。

声明を発表したのはアメリカ・ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系の人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」です。
この中でアブラハム・クーパー副代表は「事件はナチスによる大量虐殺で犠牲となった150万人のユダヤ人の子どもの中でも、最も有名な少女に対する人々の記憶を傷つけた」と強く非難しました。
そのうえで、「私は何度も日本を訪れたことがあり、アンネ・フランクについて多くの日本人が良く学び親しんでくれていることを知っている。アンネの勇気や希望、愛に満ちた歴史的なことばを破壊しようとするのは偏見と憎しみに染まった一部の者だけだ」と述べて日本の捜査当局に対して容疑者を特定するとともに適切な対処を求めました。

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