暴力団関係者に情報漏洩 和歌山県警警部補を書類送検
和歌山県警の警部補が暴力団組長に捜査情報を漏らしたとして書類送検されました。
地方公務員法の守秘義務違反の疑いで書類送検されたのは和歌山県警刑事部の男性警部補(44)でおととし12月傷害事件の捜査情報を暴力団組長に漏らした疑いが持たれています。
警部補は「電話はしたが情報漏えいについては覚えていません」と容疑を否認しています。
また警部補はおよそ13年間、異動の度に捜査書類や証拠品を自宅に持ち帰り放置していて、その結果12年前の詐欺事件は捜査書類が引き継がれず時効となっています。
和歌山県警は警部補を懲戒免職処分としています。
この他、県警本部に勤める警視2人も暴力団関係者から接待を受けていたとして減給処分を受け2人は依願退職しました。
2014年 2月 22日 1時 09分 更新