中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
中国語学習を始めて間もない初期のころよく直面するのが、声調の第一声と第四声の違いがよくわからないという問題です。
私も初めの頃は、第一声も第四声もまったく同じ音に聞こえたので、自分では第一声で発音しているつもりが第四声になっていたりしました。
この問題に苦しめられやすいのが、中国人の名字を呼ぶ時なんです。
前後の文字があるセンテンスを話しているときは早口で言えば、声調のミスが少しばれにくいのですが、中国人の名字は漢字一文字のことが多いので、声調のごまかしがききません。
第一声と第四声を間違えやすい名字
例文1:「潘」先生
(pan1 xian1sheng)
「パン シエン シェン」
意味:「潘さん」
単語説明
「潘(pan1/パン)」は、そこそこポピュラーな名字です。
「〜〜先生(xian1sheng)」は、「(目上の人に対して用いる)〜〜さん」の意味で、英語は「Mr.」に相当します。
解説:名字で使われる「潘」と、発音がすこし似ているのが、「胖」。
単語説明
「胖(pang4/パン)」は、「太った」「デブの」という意味。
「潘」と「胖」は、声調も違いますし、ピンインも「pan」と「pang」で「g」が有る無しの違いもあるのですが、初心者の私にはこの2つの漢字が、どちらも全く同じ「パン」という音に聞こえていたんです。
「潘」と「胖」が音じ音に聞こえていると、もちろん話すときにも、その2つの漢字の区別がつかないわけでして、その結果、どうなるかというと……。
初対面の「潘」先生に対して、痛恨の発音ミスをやらかしてしまったわけです。
第一声の声調を間違えて第四声にして、「潘先生」を「胖先生」と呼んでしまうと、意味は「太っちょさん」「デブさん」になってしまいます。
せっかく、名前の後ろに「先生」までつけて敬意を込めたのに、とっても残念。
このように初心者を悩ませがちな、第一声と第四声の発音の違いをイメージするのにわりとよい方法があります。
第一声と第四声を間違えないコツ
「王様」と「王選手」この2つの単語を「王」の部分に意識を集中しながら読んでみてください。
日本語で「王様」を「おうさま」と読むときの「おう」の声調は、中国語の第一声の音の動きと同じなんです。
「おう」様という時は、高い音程から音が下がらずにそのまま高音域で音を伸ばしていますよね。
その「おう」が、第一声です。
では、「王選手」の時はどうでしょう。
「おうせんしゅ」と読むときの「おう」は高い音から低い音へと音を下げるように発音していますよね。
このときの「おう」が、第四声と同じ音の動きです。
「潘」さんのお名前を呼ぶ時も、第一声の「pan」がうっかり第四声の「pang」になってしまわないように、慣れないうちは「王様」の「おう」が第一声の発音と、頭の中で一回練習してから発音すればうまくいくと思いますよ。
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
2012年12月10日
2012年11月10日
中国語の上達
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
中国語の勉強をしていて、くじけそうになることってありますよね。
同じピンインの発音に、何十回とチャレンジしても、先生からなかなか合格といってもらえない。
声調を意識しながら注意深く話しているつもりでも、今の四声は間違っているよと毎回指摘される。
そういうときって、本当に疲れますよね。
私が、投げ出さずに中国語を続けるのに役立った、たとえ話をご紹介したいと思います。
こんな場面を想像してみてください。
あなたは、踊り場が何キロもの長さがある階段を上っています。
普通の階段ならば、1段ずつ上っていけば、どんどん上って行けます。
でも、踊り場部分がこんなにも長いと、階段を上にあがっていくというイメージよりも、主に平らな部分を歩いていて、ごくごくたまに1段上るというイメージになりますよね。
階段を上って、どんどん上を目指したいのに、ほとんど踊り場を歩いているだけとなると、なかなか上に登っていけないもどかしさもあって、余計に疲れますよね。
中国語の学習も、踊り場が何キロも続く、ほとんど平らなこの階段を上るのに似ています。
中国語はやればやるほど、すぐに上達を体感できる類のものではありません。
中国語の学習を始めてから、もうかなりの程度の時間がたっているのに、いっこうに上手くならない焦りや、「お、1段上に上れた」という実感がなかなかもてないことで、だんだんくたびれてしまうことがよくあります。
私も、そうでした。
でも、地道な努力は裏切りません
このたとえ話のポイントは、踊り場が何キロもの長さがあって上って行くのがとっても大変な中国語の階段ですが、それでも階段は階段なので、必ず1段ずつ上ることが出来るという点です。
私の場合は、中国語の階段を、やっと1段上れたと実感するのに、6カ月かかりました。
頭の中に、相手の話している中国語の声調や漢字が思い浮かぶようになってきて、辞書を片手に、めちゃくちゃになりながらも、なんとかかんとか中国人の友達と会話をできるようになったんです。
この瞬間の感覚は、ひと言でいうと感動。
中国語学習という階段で、1段高い位置に上れた自分に気がつくんです。
それから、およそ6カ月たった頃に、また次の1段が上れたと感じました。
このときは、かなりまとまった量の中国語の文章作成が必要だったのですが、なんとかやり遂げることが出来たんです。
たった2段の階段を上るのに1年ですから、たしかにしんどい。
非常にゆっくりですが、でも、階段なので1段ずつ上れていっていますよね。
もし、中国語の学習がゆるやかな坂を上るのに似ていれば、もう少し楽かと思います。
1歩ごとに、確実に上っていけて進歩がもっと実感しやすいですもんね。
ただ残念ながら、中国語学習は、緩やかな坂を上るというよりも、踊り場の長い階段にチャレンジする方に似ているんですよね。
しかし、あなたにもぜひ確信して欲しいのですが、中国語をあきらめずに何カ月も頑張っていくと、「中国語が上達した」実感が、ある日、突然やってきます。
「相手の中国語が、今日はかなり分かるぞ」とか、「あれ、今日は大分スムーズに中国語で話せたなぁ」という日が絶対に訪れます。
今の努力は、決してあなたを裏切りません。
何ヶ月かおきに中国語の階段を1段上れる日が、必ずやってきますので、それを楽しみにしながら中国語学習を続けてくださいね。
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
中国語の勉強をしていて、くじけそうになることってありますよね。
同じピンインの発音に、何十回とチャレンジしても、先生からなかなか合格といってもらえない。
声調を意識しながら注意深く話しているつもりでも、今の四声は間違っているよと毎回指摘される。
そういうときって、本当に疲れますよね。
私が、投げ出さずに中国語を続けるのに役立った、たとえ話をご紹介したいと思います。
こんな場面を想像してみてください。
あなたは、踊り場が何キロもの長さがある階段を上っています。
普通の階段ならば、1段ずつ上っていけば、どんどん上って行けます。
でも、踊り場部分がこんなにも長いと、階段を上にあがっていくというイメージよりも、主に平らな部分を歩いていて、ごくごくたまに1段上るというイメージになりますよね。
階段を上って、どんどん上を目指したいのに、ほとんど踊り場を歩いているだけとなると、なかなか上に登っていけないもどかしさもあって、余計に疲れますよね。
中国語の学習も、踊り場が何キロも続く、ほとんど平らなこの階段を上るのに似ています。
中国語はやればやるほど、すぐに上達を体感できる類のものではありません。
中国語の学習を始めてから、もうかなりの程度の時間がたっているのに、いっこうに上手くならない焦りや、「お、1段上に上れた」という実感がなかなかもてないことで、だんだんくたびれてしまうことがよくあります。
私も、そうでした。
でも、地道な努力は裏切りません
このたとえ話のポイントは、踊り場が何キロもの長さがあって上って行くのがとっても大変な中国語の階段ですが、それでも階段は階段なので、必ず1段ずつ上ることが出来るという点です。
私の場合は、中国語の階段を、やっと1段上れたと実感するのに、6カ月かかりました。
頭の中に、相手の話している中国語の声調や漢字が思い浮かぶようになってきて、辞書を片手に、めちゃくちゃになりながらも、なんとかかんとか中国人の友達と会話をできるようになったんです。
この瞬間の感覚は、ひと言でいうと感動。
中国語学習という階段で、1段高い位置に上れた自分に気がつくんです。
それから、およそ6カ月たった頃に、また次の1段が上れたと感じました。
このときは、かなりまとまった量の中国語の文章作成が必要だったのですが、なんとかやり遂げることが出来たんです。
たった2段の階段を上るのに1年ですから、たしかにしんどい。
非常にゆっくりですが、でも、階段なので1段ずつ上れていっていますよね。
もし、中国語の学習がゆるやかな坂を上るのに似ていれば、もう少し楽かと思います。
1歩ごとに、確実に上っていけて進歩がもっと実感しやすいですもんね。
ただ残念ながら、中国語学習は、緩やかな坂を上るというよりも、踊り場の長い階段にチャレンジする方に似ているんですよね。
しかし、あなたにもぜひ確信して欲しいのですが、中国語をあきらめずに何カ月も頑張っていくと、「中国語が上達した」実感が、ある日、突然やってきます。
「相手の中国語が、今日はかなり分かるぞ」とか、「あれ、今日は大分スムーズに中国語で話せたなぁ」という日が絶対に訪れます。
今の努力は、決してあなたを裏切りません。
何ヶ月かおきに中国語の階段を1段上れる日が、必ずやってきますので、それを楽しみにしながら中国語学習を続けてくださいね。
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
2012年11月01日
中国人の友達に教わろう
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
中国人の友達がいるのと、いないのとでは、中国語力の成長に大きな違いが出ます。
中国語ネイティブの友達の存在がありがたいのは、なぜでしょうか?
中国語学習でありがちな2つの落とし穴を、避けられるからです。
まず、1つ目。
中国語を始めて日が浅いうちは、覚えたての中国語を使って、とにもかくにも話すのに一生懸命になるあまり、何とか一つの文を言い終えると、「わ〜、言えた!」と、それで安心して、喜んでしまう場合が多いように感じます。
この時期は、発音が間違っていても、声調が乱れていても、それらにあまり気を配る余裕がなく、そのまま中国語の進歩が止まってしまう場合があります
そんなとき、中国人の友達がいると、初心者向きの改善ポイントを教えてもらえますよね。
続いて、2つ目。
中国語のリスニングや音読も一通り頑張って、それなりの中国語も身に付けて、少し自信が付いてくる中国語の中級レベルに到達するころ。
中国語のレッスンCDを最初のころほどは熱心に聞かなくなり、本物の中国語に接する時間を減らしてしまい、その結果、中国語の発音や表現が、だんだん自己流になってしまうというケースが見られます。
だんだんと自己流の中国語になってしまう!
これは怖い落とし穴です
中国語が中級レベルになって、中国語に慣れてきたときこそ、細かなポイントに目を向ける余力も出てきますので、中国人の友達に、自分の中国語の改善点を教えてもらって、より正しい中国語に近づいていくようにしましょう。
中国人の友人に助けてもらうときに必要な表現
「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。」
(ru2guo3 wo3de zhong1wen2 bu2dui4, qing3 jiu1zheng1 wo3.)
「ルーグオ ウオダ ヂョンウェン ブドゥイ、チン ジョウヂェン ウオ。」
「もし私の中国語が間違っていたら、どうぞ直して下さい。 」
単語説明
「如果(ru2guo3/ルーグオ)」は、「もし〜なら」
「不对(bu2dui4/ブドゥイ)」は、「正しくない」もしくは「間違った」
「纠正(jiu1zheng4/ジョウジェン)」は、「正す」もしくは「訂正する」などの動詞。
中国人の友人も、初めのうちは日本人の中国語のクセがつかめず、聞き取りづらそうにすることがありますが、徐々に私たちの中国語のクセに慣れてくるんですね。
そうすると、こちらの中国語の発音や声調が少し変だったり、言い間違えて変な単語を使ったりしても、だいたい意味を推測して聞き取ってくれます。
私たちが、外人の変な日本語でも、だいたい意味がわかるのと同じですね
それで、普段から「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。」と中国人の友達に頼んでいないと、私たちの中国語が間違っていることに気づいていても、それをわざわざ指摘しないで、聞き流してくれてしまうことが多いです。
その結果、こちらは「よし、大丈夫だ、自分の中国語は通じている」と思ってしまい、中国語を磨くせっかくのチャンスを逃してしまうんです。
それでは、もったいない。
仲良くなった中国人の友達には、定期的に「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。(私の中国語、間違っていたら直してね)」といって、自分の中国語がおかしくないかチェックを頼んでおきましょう。
頑張って覚えた中国語を直されるのは、ちょっとがっかりかもしれませんけど、通じづらい変な中国語を使い続けるよりはいいですよね。
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら
中国人の友達がいるのと、いないのとでは、中国語力の成長に大きな違いが出ます。
中国語ネイティブの友達の存在がありがたいのは、なぜでしょうか?
中国語学習でありがちな2つの落とし穴を、避けられるからです。
まず、1つ目。
中国語を始めて日が浅いうちは、覚えたての中国語を使って、とにもかくにも話すのに一生懸命になるあまり、何とか一つの文を言い終えると、「わ〜、言えた!」と、それで安心して、喜んでしまう場合が多いように感じます。
この時期は、発音が間違っていても、声調が乱れていても、それらにあまり気を配る余裕がなく、そのまま中国語の進歩が止まってしまう場合があります
そんなとき、中国人の友達がいると、初心者向きの改善ポイントを教えてもらえますよね。
続いて、2つ目。
中国語のリスニングや音読も一通り頑張って、それなりの中国語も身に付けて、少し自信が付いてくる中国語の中級レベルに到達するころ。
中国語のレッスンCDを最初のころほどは熱心に聞かなくなり、本物の中国語に接する時間を減らしてしまい、その結果、中国語の発音や表現が、だんだん自己流になってしまうというケースが見られます。
だんだんと自己流の中国語になってしまう!
これは怖い落とし穴です
中国語が中級レベルになって、中国語に慣れてきたときこそ、細かなポイントに目を向ける余力も出てきますので、中国人の友達に、自分の中国語の改善点を教えてもらって、より正しい中国語に近づいていくようにしましょう。
中国人の友人に助けてもらうときに必要な表現
「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。」
(ru2guo3 wo3de zhong1wen2 bu2dui4, qing3 jiu1zheng1 wo3.)
「ルーグオ ウオダ ヂョンウェン ブドゥイ、チン ジョウヂェン ウオ。」
「もし私の中国語が間違っていたら、どうぞ直して下さい。 」
単語説明
「如果(ru2guo3/ルーグオ)」は、「もし〜なら」
「不对(bu2dui4/ブドゥイ)」は、「正しくない」もしくは「間違った」
「纠正(jiu1zheng4/ジョウジェン)」は、「正す」もしくは「訂正する」などの動詞。
中国人の友人も、初めのうちは日本人の中国語のクセがつかめず、聞き取りづらそうにすることがありますが、徐々に私たちの中国語のクセに慣れてくるんですね。
そうすると、こちらの中国語の発音や声調が少し変だったり、言い間違えて変な単語を使ったりしても、だいたい意味を推測して聞き取ってくれます。
私たちが、外人の変な日本語でも、だいたい意味がわかるのと同じですね
それで、普段から「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。」と中国人の友達に頼んでいないと、私たちの中国語が間違っていることに気づいていても、それをわざわざ指摘しないで、聞き流してくれてしまうことが多いです。
その結果、こちらは「よし、大丈夫だ、自分の中国語は通じている」と思ってしまい、中国語を磨くせっかくのチャンスを逃してしまうんです。
それでは、もったいない。
仲良くなった中国人の友達には、定期的に「如果 我的 中文 不对,请 纠正 我。(私の中国語、間違っていたら直してね)」といって、自分の中国語がおかしくないかチェックを頼んでおきましょう。
頑張って覚えた中国語を直されるのは、ちょっとがっかりかもしれませんけど、通じづらい変な中国語を使い続けるよりはいいですよね。
中国語がペラペラになれる勉強法はこちら