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自然環境 野生生物の保護保全

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更新日: 2011年9月9日
市川市の自然環境

野生生物の保護保全

 国の 生物多様性国家戦略(クリックすると新しいウインドウで開きます)ではその目標の一つとして、「種・生態系の保全」が掲げられています。ここで言う「種・生態系の保全」とは、絶滅の危機に瀕している生物の保護だけでなく、長い歴史を経て地域に育まれた生物の多様性を、その生息空間とともに保全していくということです。

 市川市では、平成18年に策定した「市川市自然環境保全再生指針」において生物多様性の保全を目標としており、以下のテーマを中心に施策を進めています。

○希少生物の保護

 現に絶滅の危機に瀕している生物については、積極的に保護策を講じることが必要になります。
 市川市では、環境省のレッドデータブックに絶滅危惧種として記載され、全国で市内のじゅん菜池緑地にのみ自生が確認されているイノカシラフラスコモの保護保全を行っています。
イノカシラフラスコモの保護保全の概要については、こちらをご覧ください。

○都市部における野生生物対策

 市川市のような都市部では、生ゴミを餌とするなど人間の生活や人工的な環境に適合することにより、特定の種が急激に数を増やす可能性があり、自然のバランスを大きく崩してしまいかねません。また、人口密度が高いことから人間との軋轢も生じやすくなると考えられます。 

 これまでに、以下のような対応を行っています。これらは個別に対応するのではなく、それぞれを関連付けた対策を講じていかなくてはなりません。

  • 生態系への影響等が懸念される野生動物へのむやみな餌やりを防止するための啓発
 野生動物への餌やり防止についての詳細は、こちらをご覧ください。
  • 人の手により持ち込まれ、その地域固有の生態系を破壊する原因の一つとなっている移入・外来生物について、拡散を防止するための啓発
 移入・外来生物については、こちらをご覧ください。
  • 全国の都市部で問題になっているカラス類について、科学的なデータに基づいた対策の検討およびカラスとの適切な付き合い方の啓発
 カラス類に関する調査・対策については、「自然環境に関する調査(都市鳥生息調査)」をご覧ください。
  • 人の多く集まる駅前等において集団でねぐらを取るムクドリについての実態把握と対策の検討

 駅前の集団ねぐら対策については、こちらをご覧ください。

 

本文終わり
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