国際「PM2・5で米軍阻止」 中国少将、ネットで批判も2014.2.21 19:40

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「PM2・5で米軍阻止」 中国少将、ネットで批判も

2014.2.21 19:40 中国
大気汚染でかすむ北京市内=21日(ロイター)

大気汚染でかすむ北京市内=21日(ロイター)

 中国国防大教授で海軍少将の張召忠氏が21日までに国営の中央テレビに出演、微小粒子状物質「PM2・5」を含んだ濃霧は、米軍のレーザー兵器を防ぐための「最もよい防御法だ」と述べた。

 北京市周辺ではこのところ深刻な大気汚染が続いており、ネット上では「人として基本的な是非の判断もできない」「肺がんはわれわれが国防に果たす最大の貢献なのか」といった批判や皮肉が出ている。

 張氏は20日夜のテレビ番組で米軍の最先端兵器であるレーザー兵器について言及。司会者から対抗手段を問われると「レーザー兵器が最も恐れるのは濃霧だ」として、大気汚染指数が最悪レベル(危険)の400や500になれば「レーザー兵器を阻止する力が最大になる」と主張した。

 張氏は、中国のテレビや新聞で頻繁に取り上げられる軍事専門家。(共同)

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