ブランドコンテンツ「イケハヤが訊く!」の企画として、株式会社ギャプライズにお邪魔してきました。
ユーザーの動きを動画でチェック
ギャプライズはランディングページ最適化に強いウェブマーケティング会社。マーケティング業界の方はご存知の方が多いでしょう。そんなギャプライズ、地味にツールの販売もしておりまして、それが今回紹介する「ClickTale」です。
「ClickTale」のエバンジェリスト岩本さん、メディア事業部の鈴木さん、ウェブマーケティング事業部の鎌田さんにお話を伺いました。
----
イケダ:「ClickTale」はどのようなサービスなんでしょうか?
岩本:もともとこちらはイスラエルのツールで、弊社がツールベンダーとしてサポート、分析フォローを提供しています。色々とできるツールですが、「ユーザーのマウスの動きを録画できる」というのは特筆すべきポイントですね。
いわゆるヒートマップが見れるサービスはいくつかあるんですが、動画でユーザーの動きを見ることができるサービスは少ないです。ClickTaleはスマホユーザーの動きも取れるので、定量的なデータだけではわからない気付きが得られたりします。
イケダ:おぉ、これ実際の動画ですよね。このユーザー、変な動きしてますね。
鎌田:スマホだと、意外と一番下まで読み込んでスクロールしてくれるんですよね。スマホサイトってコンパクトにまとめるのがベター、とされがちですが、こういう動きを見ると意外とそうでもないのかもしれない、というアイデアが得られます。
岩本:ヒートマップに関しても充実しており、ユニークなところでは「アテンション」という分析方法があります。こちらはユーザーがひとつのページのどの部分をどの程度読み込んでくれたかを拾ってくれる機能ですね。時間をかけて読んでくれるところがわかるので、ページの改善に役立てることができます。
たとえば弊社のサイトだと、ページの下の方に掲載していたセミナーの日時・場所が良く読まれていることが、「アテンション」機能からわかりました。なので、日時と場所はファーストビューに表示するように改善しました。
イケダ:いやー面白い。特に動画はいいですね、ヒントがたくさん得られそうです。まるでユーザーの後ろに立って行動を見ている感じがしますね。スマホを覗き見しているような…(嗤)
鎌田:ユーザーテストのような使い方もできますね。ユーザーが普段使っている環境で、どのような行動をとってくれるのかを、自然に観察することができます。実際に人を集めてユーザーテストを実施することに比べれば、当然コストは安くなります。やはり動画を見ると、定量的な数字だけでは出てこない改善アイデアが湧き出てきますね。
料金について
イケダ:コストのお話がありましたが、料金はどのようなプランになっているのでしょうか。
岩本:まず、無料からでも使えます。機能制限はありますが、お試しにはよいと思います。そこからページビューの上限にあわせて、「税別で23,980円から」となっています。詳しくはお問い合わせください。
無料に関しては昨年の11月くらいにパワーアップしていて、月間5,000PVまで、ヒートマップはすべて取れるようになりました。一部機能制限はありますが、もちろんユーザーの動画も見ることができますよ。
まだまだ便利な分析機能
岩本:他にも分析機能は充実しており、たとえばコンバージョンファネルで分析したり、ボタンレベルでコンバージョンなんかを取ることができます。
ボタン周りでいうと、たとえば「hovers」という指標。これはオンマウスされているかを判別することができて、もしもhoversの値が小さい場合は、ユーザーがボタンに気付いていない可能性があります。その場合は色を変えたり場所を変えたりするわけですね。
「hover conversion」という指標は、マウスを乗せてそこからクリックしてくれたかどうか。ここの数字が低い場合は、ボタンに表示しているキャッチコピー、ボタン周りの説明を改善したりします。
あとは「hesitation」という指標もあります。これは文字通り「ためらい」で、マウスを乗せてからクリックにいたった秒数がわかります。時間が掛かっている場合は、ユーザーに不安がある可能性があります。そういう場合は、「無料」という言葉を強調したり、「導入企業800社突破!」だったり、安心を提供するようにします。
イケダ:うーん、細かい!こういうところまで分析するんですねぇ。ぼくはNPOのマーケティングにも関わっているので、寄付ページのコンバージョンなんかはClickTaleで取ってみようと思います。
フォームの分析機能もすごい
岩本:フォームの分析機能も優れています。たとえば、どの項目の入力にどれくらい時間が掛かるかがわかります。基本的には、時間が掛からないものを上にしていきますね。名前、会社名、個人のメールアドレスなど。
「会社郵便番号」とかがフォーム冒頭に来ていると、名刺を引っ張り出して、コートのなかを探したり…で、そのまま入力を忘れてしまったり、ということもあります。打ち込ませやすい環境を作っておくのは大切ですね。
後回しにした質問もわかります。回答時間や順番を見て、場合によっては質問を削ることもありますね。
もちろん、フォームのコンバージョンも細かく取ることができます。
差別化ポイントは?
イケダ:この種のツールは国内外にいくつか存在すると思います。差別化ポイントはどこにあるのでしょうか?
岩本:ひとつあるのはサポートですね。ギャプライズはもともとランディングページ構築、最適化のノウハウを持っている会社なので、「うちの経験だと、ここはこうした方がいいですね」というアドバイスを提供することができています。
あとはツール単体でいうと、技術力が高いチームが開発しているので、他のサービスよりも高機能です。サイトカタリスト、オプティマイズリー、Googleタグマネージャ、wordpressといったツールとのインテグレーションなんかは特に強いですね。導入環境を選ばす、幅広くご利用いただけます。
コスト面でいうと、初期費用がかからないので導入しやすさがあると思います。
鎌田:個人的にも仕事で使っているんですが、やはり導入すると改善のアイデアが出やすくなるのがいいですね。Google Analyticsだと思考が止まってしまいがちですが、一度生のユーザー動画を見ると、びっくりするような現実が浮き彫りになったりします。ページビューはあるけど、まったく中身を読んでなかったり。10人くらいの動画を見るだけでも、だいぶ現状の見え方は変わると思います。
岩本:サイト解析を仕事にしている人の間では認知度も高まっているんですが、もう少し広くウェブマーケティングをやっている方だったり、プランナーの方にはまだまだ知られていません。イケダさんのブログで、より多くの人に知ってもらえれば嬉しいですね。
イケダ:いやはや、ぼく自身も一応ウェブマーケティングやってますが、こういうツールを本格的に使ったことはありませんでした。やっぱり意味はありますねぇ。まずは無料版から、触ってみようと思います。
高性能アクセス解析ツールクリックテール、ヒートマップ、マウスの録画、フォーム解析(EFO)が可能
ちなみにギャプライズでは、クリックテールを活用したコンサルティングを行うWebAnalystも募集しているようです。ウェブマーケティングを仕事にしたい方はぜひ、下記ページも御覧ください。