日本男子のスキージャンプ陣が20日、帰国し、成田空港で約300人の拍手と歓声に出迎えられた。ラージヒルの個人で銀、団体で銅メダルに輝いた41歳の葛西紀明(土屋ホーム)は「こういうのを味わいたかった。今までは悔しい思いばかりだったけど、メダル二つを首にかけて堂々と歩いて、すごく気持ちよかった」と笑顔で話した。

 航空会社の計らいで、帰路は後輩3人とともにビジネスクラスに乗ったという。「行く前に『メダルを取ったら』とアピールした結果、快適に帰国させてもらいました」。到着ロビーや会見場では自ら進んでファンや報道陣にメダルを触らせた。「少し傷ついてもしょうがない。汚れたら磨きに出すから大丈夫」

 ワールドカップ転戦を再開する前に、札幌で2日ほど休む。「予定はびっしり。焼き肉にすし、ラーメンも食べたい。W杯の成績が悪かったら、食い過ぎだと思ってください」と葛西節は終始全開だった。