ヘミングウェー関連の資料2000点、キューバ博物館が米に提供

2014年02月20日 11:28 発信地:ハバナ/キューバ 【写真】 【ブログ】
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キューバの首都ハバナ(Havana)郊外にある米国の文豪アーネストヘミングウェー(Ernest Hemingway)が暮らし、現在は博物館になっているフィンカビヒア(Finca Vigia)邸の元応接室(2007年1月15日撮影、資料写真)。(c)AFP

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【2月20日 AFP】キューバの博物館はこのほど、1940~50年代にキューバで暮らしていた米国の文豪、アーネスト・ヘミングウェー(Ernest Hemingway)に関連する文書約2000点をデジタル化し、米国の研究者らに公開した。「キューバ・コンテンポラニア(Cuba Contemporanea)」誌が18日に報じた。

 資料を公開したのは首都ハバナ(Havana)郊外のサンフランシスコ・デ・パウラ(San Francisco de Paula)にあるフィンカビヒア(Finca Vigia Museum)博物館だ。

 コンテンポラニア誌は、博物館が所蔵する資料2000点以上が、デジタル化されて米マサチューセッツ(Massachusetts)州ボストン(Boston)市内にあるジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館(John F. Kennedy Presidential Library and Museum)に提供されたと伝えた。これらの資料が国外で公開されるのは、今回が初めて。

 ジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館で閲覧可能になった貴重な資料の中には、スウェーデンのノーベル賞委員会(Norwegian Nobel Committee)が、ノーベル文学賞(Nobel Literature Prize)の受賞を知らせるためヘミングウェーに送った1954年の電報もある。同図書館・博物館の声明によると、その他、ヘミングウェーの書簡やパスポート、電報、家計簿、バーの請求書や領収書なども含まれているという。

 フィンカビヒアは2008年にも約3000点の資料をデジタル画像として同図書館・博物館に寄贈しているが、関係者によると、今回提供された資料は一度に公開される点数としてはそれ以来の規模となる。

「フィンカビヒア邸」は、ヘミングウェイがキューバに滞在していた約20年間の大半を過ごした家だ。「誰がために鐘は鳴る(For Whom the Bell Tolls)」や「老人と海(The Old Man and the Sea)」など、主要な作品のいくつかを同国で執筆したヘミングウェイは、米国に戻った後の1961年に61歳で自殺している。(c)AFP

 

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http://www.afpbb.com/articles/-/3008828

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