2014年2月20日13時53分
14日からの大雪では関東地方の各地で、体育館の屋根や商店街のアーケードなどが雪の重みに耐えられず、崩落が相次いだ。北陸地方など豪雪地帯と違い、積雪の想定が緩いことが背景にある。どのように身を守ればよいのだろうか。
「ドドーン」と地響きが鳴った。15日午前8時ごろ、埼玉県富士見市の市民総合体育館メーンアリーナで、屋根と天井が16メートル下の床に崩落。開館前でけが人はなかったが、体育館は市指定の災害避難所だった。
職員通用口にいた清掃作業員(67)は「ドアがガタガタと揺れ、1~2分後にものすごい音と振動、風圧がして通用口の天井が落ちた」と話す。床一面に屋根や照明器具などが散乱し、落下した鉄骨が床を突き破った。残ったのは四方の側壁のみだ。
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朝日新聞社会部
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